どーも
生活相談員のtakuma(@takuma3104 )です。
介護施設で、生活相談員という仕事をしています。

この業界で働いて10年以上になりますので、介護についてはまぁそれなりに知識を身につけることができました。
でも、働いていて思うんです。
「介護の制度、ややこしい」
って。
「あなたは明日から親の介護をすることになりました。はい、じゃぁどうしますか?」
って言われたときに
多分、この仕事をしていなかったら答えられないです。
途方に暮れます…
なので、もしあなたが
「介護が必要です。でもどうしたらいいかわかりません」
って方でしたたら、ぜひ読み進めてみててください。
介護保険を利用するまでの流れを
簡っっ単にまとめています。
まずは役所へ
まず、
役所に行ってください!
そして、介護保険の窓口へ行ってください。
窓口で、「介護保険の申請をしにきました」と伝えます。
あとは役所の人に言われたとおりに手続きを進めていけば、申請終了です。
介護を受ける人自身が役所へ行かなくても大丈夫です。
本人に代わって、家族が申請することができます。
申請に必要なもの
申請の時に役所へ持って行かなければならないものがありますので、以下に紹介しておきます。
持って行き忘れたら二度手間になっちゃいますので、ご注意を…。
1.ハンコ
申請者のハンコの他、申請者自身が役所に行かない場合には、代わりに申請に行く人(申請代行者。つまり、あなたです。)のハンコが必要になりますので、注意してください。
2.介護保険証(介護保険被保険者証)
介護保険の申請をしていなくても、65歳になると役所からご自宅に郵送されているはずです。ですので、探して持って行ってください。
「受け取った記憶がない」「届いたけどどっかいっちゃった」ということもあると思います。ですが、安心してください。
役所で再発行ができますので、申請の時に「介護保険証はなくしました」と伝えてください。
3.マイナンバー
申請時に必要なものとして挙げられているのですが、なければないで申請を受け付けている自治体が多いようです。
もし、探しても見つからないときは「ないです」と伝えましょう。
4.本人確認の書類
運転免許証や医療保険証などです。
申請者本人のものが必要になります。
5.健康保険等の被保険者証(40~64歳の方のみ)
40~64歳の方が介護保険の申請をする場合は、病院にかかるときに使っている医療保険証が必要になります。
一緒に持って行ってください。
早めに申請しよう
介護保険は、介護が必要な状態になったら可能な限り早く申請したほうがいいです。
なぜかといいますと、申請してから認定がおりるまでに時間がかかるからです。
地域にもよりますが、1ヵ月はざらにかかります。
中には2か月程度かかるところもあるようです。
厳密には、認定がおりる前からでも、「暫定」という形で介護サービスを利用することができます。
ですが、「暫定」での利用ではいろいろと不都合なことがありますので、やはり介護が必要だと思ったら、すぐに申請がよいです。
申請の費用は?
介護保険の申請に費用はかかりません。
認定がおりてから実際に介護サービスを利用した時に、はじめて費用がかかります。
「申請をして認定がおりたけど、やっぱり利用はしない」というのもアリです。
ですので、介護が必要だと思ったら、その時点でとりあえず申請をしておきましょう。
損はしないハズです。
まとめ
介護が必要になったら、まずは役所へ行って介護保険の申請をしましょう。
これで、介護サービスを使うための第一歩は終了です。
ですが、申請をした後には、
担当のケアマネジャーを選んだり

認定調査を受けなくてはいけなかったり
などなど、第二、第三の壁がそびえ立っています。
介護が軌道に乗るまでの道のりは平坦ではありませんね…。
別の記事にも書いてますので、そちらもぜひ読んでみてください。
ではでは。

