介護サービス全般

デイ・ショート・居宅介護支援事業所が同一建物内にあるメリット

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こんにちは

生活相談員のtakuma@takuma3104 です。

 

私の働く介護施設は、デイサービスとショートステイ、そして居宅介護支援事業所が同じ建物内に入っていて、同じ空間で働いています。

じつはこれって、割とメリットがあるのです。

 

 

先日こんなことがありました。

 


デイサービスの利用者、トメさん(仮称)

その日は1日デイサービスを利用して、夕方自宅にお送りしました。

すると、庭で旦那さんが頭から血を流して倒れていたのです。

トメさんも送迎職員もビックリ!

デイサービスの送迎職員はすぐに施設に電話を入れました。

 

施設でその電話を受けたケアマネジャー。

トメさんの担当ケアマネジャーです。

トメさんは旦那さんとふたり暮らし。

旦那さんが倒れてしまったら、トメさんひとりでは生活ができません。

 

ケアマネはすぐにトメさんの自宅へ駆けつけました。

 

丁度そのときに救急車も到着。

デイサービスの送迎職員が連絡していたのです。

 

ケアマネは旦那さんの容態を確認。

そして、近所に住む親戚の人に声をかけてきました。

事情を説明し、救急車には親戚の方が付き添うことに。

 

そしてケアマネは施設に電話を入れます。

電話を受けたのはショートステイの相談員です。

(わたしです)

 

実は、トメさんはこの施設のデイサービスの他に、同じ施設内のショートステイも定期的に利用していたのです。

すでに他職員から状況を聞いていた相談員は、

「これはショートステイ利用になるだろう」とアタリをつけ、あらかじめショートステイの現場と調整をしていました。

そして、もちろんケアマネからの電話は「トメさんがショートステイの利用をしたい」というものでした。

 

その後程なくして、デイサービスの送迎職員の車でショートステイに来たトメさん。

 

当面の衣食住は確保できたのでした。

 

 

 

これもし、ケアマネとデイサービス、ショートステイが別々の事業所だったら

 

正直言って、関係各所への連絡が面倒くさいことになります。

 

同一建物内にあることで、ワンストップでここまで対応可能になります。

 

さらに、日頃から一緒に働いていて勝手知ったる者同士だから、スムーズに連携が可能なのです。

 

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