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対人援助の現場でキャリアを重ねていくと、日々の業務に慣れていく一方で、どこか

「毎日の仕事がルーティン化しているな」

「なんだかマンネリを感じる……」

と悩む瞬間はありませんか?

目の前のケースに一生懸命対応しているつもりでも、気づけば「ただ漫然と降ってきたタスクをこなすだけ」になってしまう。

そんな日常のマンネリを打破し、福祉の仕事を今よりもっと面白くするためのアプローチがあります。それが、自分の日々の実践を「研究対象」として捉え直す視点です。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

Xでも発信しています。

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このブログ「生活相談員ラボ」では、「生活相談員×学び」をコンセプトに、現場のリアルと学びをつなぐヒントをお届けします。

 

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なぜ仕事にマンネリを感じてしまうのか?

現場での動き方が身につくことは素晴らしいことですが、裏を返せば「無意識でも仕事が回せてしまう状態」とも言えます。

マンネリを感じる最大の原因は、「自分のアプローチを客観的に振り返り、専門職として深掘りする作業」が日常から抜け落ちてしまっているからではないでしょうか。

ここで意識したいのが、以下の言葉です。

「調査や研究は、より良い実践のための資料になる」

調査や研究と聞くと、「大学の先生や研究者がやる難しいもの」「現場には関係のない学問」と思われがちです。しかし本来、研究とはそれ自体が目的ではなく、「目の前のクライエントにより良い支援を届けるため」の手段に他なりません。

専門性を深める「言語化」のプロセス

では、日々の実践を「研究する」とは具体的に何をすればいいのでしょうか? その第一歩は、自分の行ったケース対応を「言葉にする(言語化)」ことです。

  • 「なぜあのとき、あのタイミングで、あの言葉をかけたのか?」

  • 「自分の意図したアプローチは、相手にどのように受け止められたのか?」

このように、普段は感覚や経験則で行っている支援を一歩引いた視点から見つめ直し、言葉に表していきます。

「なんとなく上手くいった」「なんとなく失敗した」で終わらせず、自分のアプローチの意図と言葉の選択を深掘りしていく。この言語化のプロセスこそが、社会福祉士としての専門性を引き上げるサイクルを生み出します。

「他者からのフィードバック」でさらに広がる視点

この実践の振り返りは、自分ひとりで完結させるよりも、職場の同僚や地域の研修などで「他者と共有する」ことで効果が倍増します。

自分の実践を言葉にして相手に届け、それがどう受け止められたのかフィードバックをもらう。

「自分ならこうアプローチしたかもしれない」

「その視点は気づかなかった」

そうした他者との対話をすることで、自分の実践がさらにブラッシュアップされ、次に似たようなケースに出会ったときの引き出しが圧倒的に増えていきます。

 

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まとめ

日々の業務に追われていると、どうしても目の前のタスクを処理することで手一杯になりがちです。

ですが、だからこそ、たまには少し立ち止まって、自分の実践を深く、深く掘り下げてみる。「これを一つの事例研究として捉えたら、どんな気付きがあるだろう?」という研究の視点を持つことで、いつもの見慣れた現場が、全く違う面白い景色に見えてくるはずです。

ただ漫然と仕事をこなす日常から抜け出し、専門職としてのワクワク感を取り戻してみませんか?

皆さんも、最近の自分の実践で「言葉にして振り返ってみたいケース」はありませんか?