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先日、仕事で外部の事業所のケアマネジャーに電話連絡を入れたときのことです。介護保険証の件で確認したいことがあり、携帯電話に連絡をして諸々の報告やお願いを伝えました。

ひと通り用件が終わり、「分かりました、対応しますね」と言っていただいた後に、そのケアマネさんがポロッとこう言ったのです。

「あ、実はわたし今日休みなので、また明日対応しますね!」

最後の最後に「えっ、休みだったの!?」と驚くと同時に、なんだか少し複雑な気持ちになりました。休みなのに、当たり前のように会社の携帯電話をオンにして対応している現状に、違和感を覚えたからです。

今回は、この「休日の電話対応」をテーマに、対人援助職の働き方と、休日の仕事電話をゼロにするための事前マネジメント術について考えてみたいと思います。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

Xでも発信しています。

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なぜ休日に電話が鳴るだけで、疲弊してしまうのか?

「休み明けに仕事が溜まるより、今把握しておきたいから連絡が来ても気にならない」という人も、中にはいるかもしれません。

しかし、わたし自身は「オンとオフはきっちり切り離したい」タイプです。 せっかくの休日であっても、仕事の電話が1本かかってくるだけで、頭のスイッチが半分仕事モードに切り替わってしまいます。これでは心が休まりませんよね。

オンコール対応としての手当やシステムが明確に組まれているならまだしも、そうでないのに「休日対応を強いられる(あるいは対応せざるを得ない)環境」は、決して健全とは言えません。

幸い、わたしの所属する事業所では「休みは休み」として割り切る体制ができており、休日に連絡が来ることは滅多にありません。では、休日にしっかりと仕事を切り離すためには、何が必要なのでしょうか?

それは、ケアマネや生活相談員自身が「自分が不在のときでも、現場やサービスがどう動くか」を事前にマネジメントしておくことです。

休日の仕事電話をゼロにする!3つの事前マネジメント術

休日に電話を鳴らさないためには、日頃からの仕組みづくりと「事前の仕込み」が欠かせません。具体的に実践したい3つのステップを紹介します。

1. 不在時の「留守の守り方」をチームで共有する

「自分が休みの日は、誰が窓口になるのか」「緊急時はどの範囲まで組織として対応するのか」を事前にチーム内で明確にしておきます。「あの人がいないから分からない」をなくすために、日頃からケース記録を充実させ、チームで情報をシェアしておくことが土台になります。

2. 他事業所や家族への「事前アナウンス」を徹底する

直近で動きそうな案件や、突発的な連絡が予想される場合は、あらかじめ関係各所に「〇日は終日不在にします。急ぎの御用件は〇〇(代理の者)まで、または〇日以降に対応いたします」と伝えておきます。これだけで、休日の入電を未然に防ぐことができます。

3. 「個人への依存」から「仕組みでの対応」へシフトする

対人援助職は「自分がやらなきゃ」と責任感を抱え込んでしまいがちです。しかし、真のケアマネジメントや生活相談員の役割とは、自分という個人に依存させることではありません。自分が不在でも回るシステムを地域や事業所の中に作ることこそが、専門職としての重要なスキルです。

 

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まとめ

グレーな働き方を「仕方のないこと」「福祉職だから」と見過ごしていると、いつか支援者自身が燃え尽きてしまいます。

休日対応をゼロにするための体制づくりは、一朝一夕にはいかないかもしれません。しかし、自分が休みの日のサービスデザインまで含めてあらかじめ手を打っておくことは、自分を守り、ひいては質の高い支援を長く続けることにつながります。

「休むときは、しっかり休む」

より良い対人援助を続けていくためにも、まずは自分のオフの時間を守るマネジメントから始めてみませんか?

みなさんの職場では、休日の連絡対応はどうなっていますか?ぜひコメントなどで教えてくださいね。