「新人の強み」とは?スマホ買い替えの接客から学ぶ、誠実さと謙虚さの価値
先日のお休みに、スマートフォンを買い替えに行ってきました。 今までiPhone 13を使っていたのですが、今回は最新の機種へ。キャリアやプロバイダーなども色々と変更したのですが、一番の目的は「家計の見直し」でした。
おかげさまで月々の料金も安くなり、さらに特典で数万円分の家電もお得に購入できて大満足!……だったのですが、唯一大変だったのが「時間」でした。
なんと、手続きが終わって家に帰るまで、丸6時間もかかり、ヘトヘトになってしまいました。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
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6時間かかった理由と、目の前にいた「研修生」
なぜそんなに時間がかかったのか。妻の仕事終わりを待って合流したという理由もあるのですが、もうひとつの大きな要因は、担当してくれた方が「研修中」の新人さんだったことです。
本当にまだ入ったばかりのようで、専門的なことは隣の先輩スタッフさんにその都度確認しながら、一生懸命に説明してくれました。確認の手間がある分、どうしても時間はかなり押してしまいます。
「時間がもったいないから、ベテランの人に変わってよ」 そう思う人もいるかもしれませんし、実際に対応を変えてもらうお客さんもいると思います。
でも、わたしは不思議と嫌な気持ちにはなりませんでした。むしろ、その一生懸命な姿を見ていて、ある大切なことに気づかされたのです。
技術や知識がなくても戦える「新人ならではの武器」
誰しも、仕事で「初めてのとき」や「新人時代」は必ずあります。最初から完璧にできる人なんていませんし、新しく入って仕事を覚えてくれる人がいなければ、どんな業界も成り立たなくなってしまいます。
新人さんは、知識やスピード(技術)では当然ベテランには敵いません。そこで勝負しようとしても無理があります。
ですが、ベテランスタッフがどんなに逆立ちしても敵わない、新人さんだけの強力な武器があります。それこそが、「謙虚さ」「初々しさ」そして「誠実さ」です。
できないのは当たり前。だからこそ、
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分からないことは「確認してまいります」と正直に伝える
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目の前のお客さんに対して、誠実に向き合う
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一所懸命にやれることをやる
この真摯な姿勢や誠意が相手に伝われば、多少時間がかかったとしても「応援してあげよう」「がんばれ」と思ってもらえるものです。これは、技術を超えた立派な「接客力」であり「対人援助」の原点ではないでしょうか。
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育てる側、受け手側の「心の余裕」
もちろん、これはユーザー(お客さん)側の心に少し余裕がないとできないことかもしれません。わたしもその日は時間に余裕があったからこそ、温かい気持ちで見守ることができました。
ですが、わたしたちの仕事である対人援助でも全く同じことが言えます。
新しく入ってきた仲間を「仕事が遅いから」「まだ何もできないから」と排除してしまったら、新しい人材は育ちません。一ユーザーとして、あるいは職場の先輩として、次世代を担う人たちを温かく見守り、育てる視点を持つことはとても貴重なことです。
新人職員のみなさんは、まずは自分の武器である「謙虚さと誠意」を大切に、一歩ずつ強みを見つけて磨いていってほしいと思います。そして周囲の人も、その初々しさを温かく応援できる心の余白を持っていたいですね。
