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職場の会議で、せっかくみんなで考えた解決策に対して「いや、それはできません」と簡単に否定された経験はありませんか?

さらに「じゃあ、どうすればいい?」と聞くと、何も意見が出てこない……。こうした「代案なき否定」にモヤモヤしている方は少なくありません。

今回は、会議が一方通行になってしまう原因と、建設的な話し合いを進めるための「当事者意識」について考えます。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
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なぜ「代案なき否定」が生まれるのか?

他人が出したアイデアを否定するのはとても簡単です。言葉にするだけなら、エネルギーは必要ありません。

一方で、具体的な解決策をゼロからひねり出すのは、ものすごくカロリーを使う難しい作業です。

自分たちの問題であるにもかかわらず、対策を考えるカロリーは支払いたくない。でも、他人が考えた案には文句を言いたい。

この「当事者意識の欠如」が、会議を停滞させる最大の原因です。

文句を言うなら代案を出すのが「会議の作法」

現場の状況を知る当事者だからこそ、「こうしたい」という代替案を出しやすいはずです。

もし自分たちで代案を出せない状況なのであれば、まずは全員で決めた案を一度受け入れ、実行してみるのが筋ではないでしょうか。

「わからないから丸投げする」

「出された案にはできませんと突っぱねる」

これでは話し合いの場における礼儀を欠いてしまいますし、チームとしての成長も止まってしまいます。

一方通行のコミュニケーションを脱出する2つの意識

こうした否定的な態度を取ってしまう人も、決して悪気があるわけではないのかもしれません。わたしたちは「正しい会議の進め方」を学ぶ機会が少ないまま、大人になっているからです。

だからこそ、一人ひとりが次の2つの視点を持つことが大切です。

  • 「否定」と「代案」をセットにする 何かを否定したくなったら、「じゃあどうするか?」という代替案を必ず自分で考える。

  • アイデアが出ないなら、まずは乗ってみる 良い案が出せないときは、他人が出してくれた案に全力で協力し、試してみる。

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まとめ

自分の都合や、自分たちの領域のことしか見えなくなると、コミュニケーションは一方通行になります。

発言する前に一歩引いて、「周りの状況や、この案を考えてくれた人の意図はどうだろう?」と他者目線を持ってみる。

ひとりひとりが少しずつ「当事者意識」を持ち寄ることで、職場の会議はもっと建設的で、心地よい場所に変わっていくはずです。