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「得意なことや、好きなことだけをやればいい」

最近、ビジネス書やSNSでよく見かける言葉です。確かに一理ありますし、自分の強みを活かすのは大切なことです。

しかし、「苦手だから」「好きじゃないから」という理由だけで、目の前のチャンスからすべて逃げてしまってはいないでしょうか?

先日、わたしは職場の大きなイベントで、人前である役割を任される機会がありました。実は、わたしは人前で何かをすることがものすごく苦手です。本番に向けて、何度も練習を重ね、イメージトレーニングも入念に行いました。

ですが、結果は……見事な「失敗」でした。

本番特有の緊張感から、考えていたことがパッと頭から抜け落ちてしまい、思うようにいかなかったのです。

悔しさや恥ずかしさは当然あります。しかし、仕事帰りの車中で一息ついたとき、わたしは不思議と「やってよかったな」と思っている自分に気づきました。

今回は、苦手なことにあえて飛び込み、失敗したからこそ見えてきた「とりあえずやってみる精神」の価値についてお話しします。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

Xでも発信しています。

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失敗しても「たかが知れてる」という安心感

人前で失敗すると、地球の終わりかと思うほど恥ずかしく感じることもありますよね。でも、冷静に振り返ってみてください。

今回のわたしの挑戦も、言ってしまえば「身内の集まり」の中での出来事です。失敗したところで、誰かの命に関わるわけでも、会社が倒産するわけでもありません。

「失敗したところで、たかが知れてる」

そう開き直れると、心がすっと軽くなります。わたしたちが恐れている「失敗の恐怖」のほとんどは、自分で勝手に膨らませた妄想にすぎません。一度失敗を経験してしまえば、「あ、この程度の恥ずかしさで済むんだ」と、むしろ次への耐性がつくのです。

避けてばかりでは、自分の可能性を潰してしまう

「苦手なことには手を付けない」というスタンスは、一見するとストレスがなくて楽に見えます。しかしそれは、まだ見ぬ自分の可能性を、自分の手で潰していることと同じかもしれません。

  • やってみたら、案外うまくできるかもしれない

  • 挑戦してみたら、想像以上に楽しかった

  • 苦手だと思っていたけれど、新しい視点が見つかった

これらはすべて、「とりあえずやってみた人」だけが味わえる特権です。 最初から食わず嫌いで逃げていては、人間としての成長はそこで止まってしまいます。何度挑戦してもダメなら、その時に初めて「これは本当に向いていないんだな」と諦めればいいだけのことです。

どうせやるなら、嫌々ではなく「楽しむスタンス」で

社会の中で生きている以上、どうしても「やらざるを得ない苦手なこと」は回ってきます。そこから逃げられない状況なのであれば、選択肢は2つしかありません。

  • 「嫌だなぁ、やりたくないなぁ」と暗い気持ちで義務的にこなす

  • 「どうせやるなら、自分の成長ネタにして楽しんでやろう」と臨む

どちらが自分にとってプラスになるかは、言うまでもありませんよね。

失敗したっていい経験。うまくいったら儲けもの。それくらいのスタンスで、ゲームのように楽しんでみる。その心の余裕が、結果的に緊張を和らげ、自分の魅力を引き出すことにつながります。

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まとめ

今回のわたしの挑戦は、客観的に見れば「失敗」だったかもしれません。

しかし、「挑戦した」という事実と、「次はもっと楽しもう」と思えたポジティブな気づきは、何にも代えがたいわたしの財産になりました。

もし、あなたの目の前に「やりたくないけれど、やらなきゃいけない苦手なこと」があるなら、ぜひ「とりあえずやってみる精神」で飛び込んでみてください。

大丈夫、失敗したって、たかが知れてます。その失敗は、必ずあなたをひと回り大きく成長させてくれるはずです。

さあ、気持ちを切り替えて、また明日から一歩ずつ進んでいきましょう!