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「なんで自分ばかり、こんなに必死に動いているんだろう」

仕事をしていて、ふとそんな風に孤独や理不尽さを感じてしまう瞬間はありませんか?

わたしは普段あまり感情を荒立てない方なのですが、実は今日、仕事で久しぶりに強いイライラを感じてしまいました。

自分が忙しくタスクをこなし、周りへの配慮も欠かさないように立ち回っている横で、聞こえてくる周囲ののんきな無駄話。こちらの都合を考えない振る舞いや、こちらの時間を奪っていることに無頓着な態度……。真面目に、誠実に仕事を全うしようとすればするほど、周囲との「熱量の差」に直面してどっと疲れが出てしまうものです。

「自分ばかりが損をしている気がする」 そんなやり場のないモヤモヤを抱えた夜に、心をすっきりと整理するための3つの処方箋をご紹介します。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

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イライラの正体は、あなたの「視座の高さ」

周囲の配慮のなさに気づいてイライラしてしまうのは、決してあなたが未熟だからではありません。むしろ逆で、あなたが全体を俯瞰し、高い基準で仕事に向き合っているからに他なりません。

周囲の「甘さ」や「幼稚さ」が目につく、優先順位の低さや配慮のなさに違和感を覚える。これらは、あなたが仕事に対して常に誠実である証拠です。

まずは「相手が間違っているのに」と怒りを増幅させるのではなく、「自分はそれだけプロとして質の高い仕事を目指しているんだ」と、自分の価値と視座の高さをそっと肯定してあげてください。イライラは、あなたの責任感の裏返しなのです。

相手に「期待」せず、心理的な「境界線」を引く

どれだけ正論を伝えたとしても、こちらの意図が響かない相手や、指摘すると不てくされてしまう相手は存在します。そんな相手の「意識」を変えようとエネルギーを注ぐほど、変わらない現実に自分自身が消耗してしまいます。

大切なのは、「相手の課題」と「自分の課題」を切り離すことです。

相手が周囲に配慮できないのは、相手の課題(相手のレベルの問題)です。それによって自分の仕事が滞るなら、善意に期待するのをやめ、ルールや仕組みとして淡々と事務的に処理しましょう。

「この人はこういう基準で仕事をしている人だ」と割り切り、心の中で一歩引いた境界線を設けること。これは冷淡さではなく、自分のパフォーマンスと平穏を守るための「賢い知恵」です。

「行動」こそが、真実の言葉

口ではどんなに良いことを言っていても、行動が伴わなければ本当の信頼は生まれません。 それは逆も同じです。あなたが周囲の振る舞いにモヤモヤしながらも、最後まで自分の役割を全うしようとするその姿勢を、見ている人は必ず見ています。

そして何より、「自分は誠実な仕事をした」という自己信頼こそが、これからのあなたを支える最大の武器になります。

自分勝手な誰かのために、あなたの貴重な時間をこれ以上差し出す必要はありません。彼らに振り回されてイライラし続けるのは、あなたの大切なエネルギーがもったいないのです。

 

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まとめ

「自分ばかりが頑張っている」と感じるのは、それだけあなたが誰かのために、あるいは組織のために力を尽くした証拠です。

感情を無理に抑え込む必要はありません。 「今日もわたしは、自分の美学を貫いてよく頑張った」と自分をたくさん褒めて、温かい飲み物でも飲んでゆっくり休みましょう。

周りに流されず、凛とした自分で明日を迎えるために。まずは今日、心と体をいっぱいに労ってあげてくださいね。