信頼を築く人は、なぜ「損な役回り」を自ら引き受けるのか?
「もっと職場で信頼されたい」
「正当に評価されたい」
そう思うとき、わたしたちはつい「目立つ成果」や「派手な手柄」を求めてしまいがちです。
しかし、福祉の現場で生活相談員として働くわたしが実感しているのは、その真逆です。本当に信頼される人は、一見すると「損な役回り」に見える選択をしています。
今回は、わたし自身が日々の仕事で大切にしたいと思っている「信頼を勝ち取る3つのスタンス」をお伝えします。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
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手柄は人に譲り、自分はコツコツ続ける
良い成果が出たとき、その手柄を独り占めにするのではなく、周囲の仲間に譲る。
美味しいところだけを持っていく人は、短期的には目立っても、長続きはしません。周囲が本当にリスペクトするのは、誰も見ていないような地味な仕事を、変わらずコツコツと続けられる人です。その圧倒的な安定感こそが、信頼の土台になります。
トラブルのときこそ、矢面に立つ
その人の本当の価値が試されるのは、仕事がうまくいっているときではなく、トラブルやクレームが起きたときです。
多くの人が身を守るために一歩引いてしまう場面で、自ら進んで対応に当たる。「何かあったら、この人が動いてくれる」という安心感。これこそが、強い人望の正体です。
保身に走らず、一歩踏み出す
とはいえ、これを実践するのは本当に難しいことです。
わたし自身、生活相談員としてクレーム対応の矢面に立つとき、周囲がさーっと引いていく空気を感じて、孤独や怖さを覚えることもあります。人間ですから、傷つきたくないし、保身に走りたくなるのは当然の弱さです。
だからこそ、その弱い気持ちをぐっとこらえて、一歩前に踏み込む「勇気」に価値が生まれます。
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まとめ
信頼は一朝一夕で築けるものではありませんが、日々のちょっとした意識で変わります。
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「地味な継続」を武器にする 派手な成果を狙うより、同じことを丁寧に繰り返す安定感が信頼を生みます。
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「嫌なこと」にこそ先に動く トラブルや雑用など、誰もが避ける場面で一歩前に出る姿が安心感につながります。
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「手柄」は周囲に配る 美味しいところを人に譲れる余裕が、結果としてあなたの人望を育てます。
まずは今日、職場のみんなが少し面倒くさがるような小さな雑務を、ひとつだけ引き受けてみることから始めてみませんか?
