介護・福祉情報

ショートステイの予約が取れない!直前でも確保するための「複数契約」のすすめ

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「来月のショートステイ、いっぱいで断られてしまった……」

「急に仕事の予定が入ったけれど、今から予約なんて無理だよね?」

ケアマネジャーやご家族から、このような切実な声をよく耳にします。ショートステイは介護負担を軽減するための大切なサービスですが、「使いたい時に使えない」のが一番の悩みどころですよね。

そこで今回は、ショートステイの予約を確実に取るための「戦略的な利用方法」についてお伝えします。

 

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

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なぜショートステイの予約はすぐ埋まってしまうのか?

ショートステイ(短期入所生活介護)には、あらかじめ決まった「定員」があります。

多くの事業所では2ヶ月前から予約受付を開始しており、特に以下のような時期は「争奪戦」となります。

  • 大型連休(GW、お盆、年末年始):3ヶ月前、あるいはそれ以前から相談が入ることもあります。

  • 土日・祝日の前後:週末を自宅以外で過ごしてほしいというニーズが集中します。

わたしの事業所でも、GWなどの人気時期は予約開始直後にほぼ埋まってしまいます。そのため、月末になって「来月の予約を」と相談されても、物理的にベッドが空いていないという状況が生まれてしまうのです。

予約確率を劇的に上げる「複数契約」という選択肢

相談員の立場からあえて提案したいのが、「1カ所の事業所に絞らず、複数の事業所と契約しておくこと」です。

自分の事業所を推すべき立場ではありますが、利用者様やご家族の生活を守るためには、この「リスク分散」が最も効果的です。

複数契約のメリット

  • 空枠が見つかる確率がアップ:A施設が満床でも、B施設なら調整がつく場合があります。

  • 施設の特性を使い分けられる:普段は馴染みの施設、緊急時はベッド数が多い「単独型」の施設、といった使い分けが可能です。

  • 緊急時のセーフティネット:特定の施設で感染症等による受け入れ制限が出た際も、別の選択肢があれば安心です。

予約が取りやすい「穴場」の探し方

複数契約を検討する際、ぜひ意識してほしいのが「単独型ショートステイ」です。

  • 併設型(特養などに付随):ベッド数が数床〜十数床と少なく、すぐに埋まりやすい。

  • 単独型(ショートステイのみで運営):ベッド数が20床〜40床以上と多く、直前でも空きが出る可能性が比較的高い。

「いつも使っているところが取れない」という時のために、地域でベッド数の多い単独型施設とあらかじめ契約を結んでおくことは、非常に強力なバックアップになります。

複数利用で気をつけたい「あるある」トラブル

便利な複数契約ですが、管理には注意が必要です。先日、こんな出来事がありました。

ご家族が「今日から予約ですよね」と利用者様を連れて来られたのですが、わたしたちの予約表には名前がありません。よくよく確認したところ、その日は「別のショートステイ」を予約されていた日だったのです。

こうした混乱を防ぐために、以下の工夫をおすすめします。

  • カレンダーへの一元管理:どの日にどの施設に行くか、ケアマネジャーと共有した予定表を必ず目につく場所に貼っておく。

  • 持ち物チェックリストの共有:施設によって必要な持ち物が微妙に異なるため、混乱しないよう整理しておく。

 

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まとめ

ショートステイの予約問題は、ご家族のレスパイト(休息)に直結する重要な課題です。

  1. 予約開始日(2ヶ月前など)を把握しておく

  2. 「単独型」を含む複数の事業所と契約しておく

  3. カレンダーで予約先をしっかり管理する

この3点を意識するだけで、「どこも空いていない!」という絶望的な状況を回避できる可能性がグッと高まります。

わたしたち相談員も、皆様が「泊まりたい時に泊まれる」よう精一杯調整に努めます。予約でお悩みの方は、ぜひ一度担当のケアマネジャーに「予備の施設との契約」を相談してみてくださいね。