生活相談員日誌(雑記)

「冷めたフリ」で自分を守っていませんか?生活相談員が燃え尽きずに働くための自己理解

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事業計画や個人の目標設定。生活相談員として「稼働率」や「退去防止」といった数字を並べているとき、ふと自分の心に問いかけたことはないでしょうか。

「自分は、本当はどういう熱量で仕事に向き合いたいんだろう?」

実はわたし自身、最近自分の中にある「熱い人への憧れ」と、それを隠してしまう「心のブレーキ」に気づきました。今日は、対人援助のプロとして働き続けるわたしたちが、どうすれば自分の「情熱」と上手く付き合っていけるのか、自己理解の視点からお伝えします。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

Xでも発信しています。

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このブログ「生活相談員ラボ」では、「生活相談員×学び」をコンセプトに、現場のリアルと学びをつなぐヒントをお届けします。

 

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なぜ「熱さ」を隠してしまうのか

相談員の仕事は、多職種連携の要です。ケアマネジャー、看護師、介護職、そしてご家族。それぞれの主張がぶつかる中で、わたしは「調整役」として、つい冷静に、悪く言えば「冷めたフリ」をして立ち回ることが増えていきます。

  • 空回りのトラウマ: 若い頃、理想を掲げて動いたけれど、現場に理解されず孤立した経験。

  • カッコよさの履き違え: 感情に流されず、淡々と業務をこなすのが「プロの相談員」だと思い込んでしまう。

  • 自己防衛: 本気でぶつかって拒絶されるのが怖いから、最初から関心を低く設定しておく。

わたしにも経験があります。学生時代の部活動で「本気でやりたい」と思っても、周りの冷めた目に負けて、責任あるポジションを投げ出してしまったこと。そのときの「自分だけが浮いている」という恐怖心が、今の仕事のスタンスに影を落としていることに気づいたのです。

「あの人は熱いな」という憧れは、あなたの可能性

もし、あなたの周りに「あの人は利用者さんのためにあそこまで熱くなれてすごい」と感じる同僚や他施設の相談員がいるなら、それはあなたの中にも同じ熱量が眠っているサインです。

心理学では「投影」といいますが、自分の中に全くない要素には、憧れも抱きません。 「もっと良いケアをしたい」「この施設を良くしたい」という根底の思いがあるからこそ、熱く動いている人に胸を打たれるのです。

「持続可能な情熱」を育てる3つのステップ

生活相談員が熱量を持ち続けるには、ただ「頑張る」のではなく、自分の特性を理解した戦略が必要です。

  1. 「熱さ」を表現する場所を選ぶ: 全員に理解されなくてもいい。信頼できる一部のスタッフや、記録、あるいは自分自身の目標設定の中で、まずは自分の「本音の熱量」を認めてあげましょう。

  2. 「自分を主語」にして語る: 「施設がこう言っているから」ではなく、「わたしはこうしたいと思っている」という意思を少しずつ出してみる。主体的になることで、仕事のやらされ感が減り、楽しさが戻ってきます。

  3. 「熱い仲間」と繋がる: 職場で孤立感を感じたら、外の研修やコミュニティで、熱い志を持つ他施設の相談員と交流しましょう。その刺激が、あなたの「心の火」を絶やさない燃料になります。

 

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まとめ

「冷めたフリ」をしてスマートに立ち回るのも一つの技術かもしれません。でも、利用者さんやご家族の心を動かし、多職種を一つにまとめるのは、やはり最後は「その人の熱量」ではないでしょうか。

周りの目が気になって、自分の熱を閉じ込めてしまうのはもったいないことです。 「自分は本当は熱くやりたいんだ」という本音を肯定したとき、日々のルーチンワークが、もっとワクワクする「価値ある仕事」に変わっていくはずです。

来年の目標に、一つだけ「自分が本当に情熱を注ぎたいこと」をこっそり忍ばせてみませんか?