「来年度の目標を立ててください」
と言われ、なんとなく当たり障りのない目標を書いて提出する。そんな経験はありませんか?
わたし自身、趣味のSNSやブログ、音声配信は毎日欠かさず続けられる「継続力」がある一方で、仕事の目標となると、どうしても「身が入らない」自分に悩んでいました。
なぜ、自分の好きなことは続くのに、仕事の目標は形骸化してしまうのか。 その答えは、「目標と自分のメリットが切り離されているから」かもしれません。
今回は、生活相談員としての視点から、「飽きっぽい自分」を動かし、組織にも貢献するための目標設計の秘訣を整理しました。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
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「誰かのため」ではなく「自分のスキル」を主語にする
人間、一番モチベーションが上がるのは「自分のため」になると確信したときです。 仕事の目標が「組織の利益」や「やらなければならないこと」だけで構成されていると、どうしても他人事になってしまいます。
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改善前: 「後輩を指導し、チーム全体のミスを減らす」
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改善後: 「言語化能力とコーチングスキルを磨き、一生モノの教育スキルを習得する。その結果として後輩が育つ」
このように、その目標を達成したときに「自分にどんな武器(スキル)が残るか」を明確にすることが、本気になるための第一歩です。
「点」ではなく「線」で捉える教育の視点
教育が「その場しのぎ」になってしまうのは、短期的な視点(点)でしか見ていないからです。
後輩に対して「今日は気が乗らないから注意しない」「当たり障りないことだけ言う」という対応は、一見楽ですが、長期的な自分の負担を増やします。
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数値化の導入: 抽象的な「教育」を、「月に1回、30分のフィードバック面談を行う」などの行動に落とし込む。
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資産化: 指導した内容をマニュアル化し、自分の「コンテンツ」にする。
目標を数値化・具体化することで、感情に左右されずに「自分を律する仕組み」を構築できます。
「組織の課題」と「個人の報酬」の接点を探す
「目標を達成しても給料が上がるわけではない」という現実は、多くの職場にあるかもしれません。しかし、報酬はお金だけではありません。
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市場価値の向上: ここで教育スキルを磨けば、どこでも通用する人材になれる。
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ストレスの軽減: 後輩が自走すれば、自分の時間が作れる。
「組織のため」という綺麗事だけでなく、「これを達成したら自分が一番得をする」というポイントを一つ見つけるだけで、目標に対する解像度は劇的に上がります。
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まとめ
もしあなたが、来年度の目標設定に迷っているなら、まずは「自分が今、本気で手に入れたいスキルは何か?」を自分に問いかけてみてください。
「自分のため」という健全なエゴをエンジンにすれば、モチベーションに左右されない確かな行動が生まれます。個人のスキルアップが、最強の組織貢献へと昇華する。そんな「三方よし」のキャリア戦略を、来年度の計画に組み込んでみましょう。

