キャリアと自己研鑽

生活相談員必見!Amazonオーディブルで聴けるコミュ力アップ本7選

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介護現場で働く生活相談員にとって、利用者やご家族、他職種との関わりは日常そのもの。だからこそ「もっと上手に伝えたい」「相手の気持ちをくみ取れるようになりたい」と、コミュニケーションに悩む場面も多いのではないでしょうか。

しかし、忙しい毎日の中でゆっくり本を読む時間を確保するのはなかなか難しいですよね。そんな時に頼れるのが「Amazonオーディブル」です。通勤中や休憩時間、ちょっとしたスキマ時間に“聞く”だけで学べるこのサービスは、まさに生活相談員の味方。

この記事では、Amazonオーディブルで聴ける「コミュ力アップ」に役立つ本を7冊厳選してご紹介します。現場ですぐに活かせるヒントが満載の一冊に出会えるかもしれませんよ!

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

Xにほぼ毎日投稿しています。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

・kindle出版で『 対人援助一年目の教科書: 現役のプロが書いた実践で役立つスキルと心構え』発売しています。

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「生活相談員ラボ」では、「生活相談員×学び」をコンセプトに、介護・福祉に関する情報発信をしています。

 

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「対人援助一年目の教科書」 Kindleにて好評発売中です!

対人援助一年目の教科書: 現役のプロが書いた実践で役立つスキルと心構え

営業の魔法

『営業の魔法』は、新人営業マン・小笠原が、伝説の営業マン・紙谷との出会いを通じて成長していくストーリー仕立てのビジネス書です。
「売る」のではなく「伝える」「共感する」「信頼を得る」ための技術が、物語形式で自然と学べる構成になっています。

紙谷が繰り出す質問の仕方は、まさに相談援助で使える技術そのもの。
たとえば、ただ「何か困っていませんか?」と聞くのではなく、「一番困っていることは何ですか?」と焦点を絞った聞き方をすることで、相手は自然と本音を語りやすくなります。

相手の立場を尊重し寄り添いながらも、必要な情報を的確に伝えるバランス感覚や、「人は話を聴いてくれる人を信頼する」というメッセージは、生活相談員が日々求められるスキル。「ああ、これは現場でもそのまま使えるな」とうなるシーンがたくさんありました。

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営業の魔法――この魔法を手にした者は必ず成功する

思い通りに人を動かすヤバい話し方

本書は、「心理学」「脳科学」「営業トーク」などをベースに、人を自然に動かす話し方のノウハウを解説した実用書です。
難しい理論ではなく、「このフレーズをこう変えるだけで相手の反応が良くなる」という具体的な例がテンポよく紹介されており、まさに“聴いてすぐ使える”内容になっています。

「○○してもらえますか?」ではなく、「○○していただけると助かります」
言い回しを変えるだけで、相手にプレッシャーを与えずに協力を得る方法は、家族対応や他職種との連携に役立ちます。

言葉の選び方、話す順番、ちょっとした言い回しの違いで、相手が前向きな気持ちになったり、納得してくれたりするといった内容は、まさに相談員業務に直結しています。

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思い通りに人を動かすヤバい話し方

嫌われる勇気

『嫌われる勇気』は、哲学者と青年の対話形式で進む自己啓発書です。
アドラー心理学をベースに、「人は変われる」「他者の課題は切り離して考える」など、人生をより自由に、主体的に生きるための考え方が語られています。

生活相談員という仕事は、常に多くの“人”と関わり続ける仕事。だからこそ、対人関係でのストレスを感じやすい職種でもあります。
「人に好かれたい」という思いを否定することなく、それでも「自分らしく生きる勇気を持とう」と語りかけてくれるこの本は、生活相談員としての“軸”を見つけるヒントになります。

「それは誰の課題か?」という視点は、相談援助において非常に重要です。生活相談員として「人を支える立場」であるがゆえに、つい何でも背負い込もうとしてしまいがち。
ですが、ご家族がどう受け取るか、上司がどう感じるかは“相手の課題”。自分ができることに集中する姿勢は、ストレスマネジメントにもなります。

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嫌われる勇気

うまく話さなくていい―ビジネス会話のトリセツ

生活相談員として、日々ご利用者・ご家族・職員・多職種など、たくさんの人と話す立場にいると、「自分は話し上手じゃないな」と落ち込むことがあります。この『うまく話さなくていい―ビジネス会話のトリセツ』は、まさに“話すことに苦手意識がある人”のための1冊です。
「うまく話そうとしなくていい」という前提が、心を軽くしてくれます。

本書は、元日本マイクロソフト業務執行役員であり、現在はプレゼンテーションやコミュニケーションの専門家として活躍する澤円さんによる著作です。「話すことが苦手」と感じる人々に向けて、無理に上手く話そうとせず、目的を持って相手に思いを届ける方法を提案しています。

わたしは、「ちゃんと話さなきゃ」「説明しなきゃ」と、会話にプレッシャーを感じていましたが、この本を聴いたことで、「うまく話す=優秀」ではないという考えに切り替わりました。

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うまく話さなくていい――ビジネス会話のトリセツ

人を動かす

生活相談員という仕事は、まさに“人との関係づくり”が要です。利用者さんやご家族、職員、他職種と信頼関係を築くことが、すべての業務の土台になるといっても過言ではありません。そこでおすすめしたいのが、D・カーネギーの名著『人を動かす』。
1936年の出版以来、世界中で読み継がれてきた“人間関係のバイブル”ともいえる本です。

『人を動かす』は、人と関わる上で大切な「相手の立場に立つ」「誠実に相手を認める」「批判や非難をしない」といった普遍的な原則を、豊富な実例とともに語っています。

相談援助では、自分の正しさを押しつけるのではなく、「この人はなぜそう考えるのか?」という視点が必要不可欠。『人を動かす』では、相手の欲求を理解し、それに応じた対応をすることが人間関係の鍵だと説かれています。「伝える前に、まず相手の思いを理解しよう」という意識が芽生える一冊です。

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人を動かす 改訂文庫版

超トーク力 心を操る話し方の科学

『超トーク力』は、心理学・脳科学の知見をもとに「相手の心に届く伝え方」「信頼を勝ち取るコツ」「印象に残る話し方」などを解説しています。

相談援助では、どれだけ正しいことを言っていても、伝え方がまずいと相手に響きません。本書では「話す内容の価値を最大限にする話し方」が数多く紹介されています。たとえば、「相手の注意を引きつける冒頭の言葉」や「たとえ話で印象を残す技術」などは、実際の面談や説明場面ですぐに活かせます。

著者はメンタリストDaiGoさん。話し方に苦手意識がある方にも、説得力や影響力を高めたい方にも、非常におすすめの一冊です。

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超トーク力 心を操る話し方の科学

人は話し方が9割

『人は話し方が9割』は、著者・永松茂久さんの実体験をベースに、心理学的な要素も取り入れた「人に好かれる話し方」をやさしく解説してくれる本です。

話す内容の中身より、「話しているときの表情・声のトーン・姿勢」こそが相手の印象に残る、というメッセージが本書の要。
生活相談員の仕事においても、相手に“安心感”を届けることが何より大切で、その具体的な方法がわかりやすく解説されています。

「自信がなくてもいい。“感じのよさ”があれば、信頼は生まれる」うまく話すことよりも、「笑顔・うなずき・共感のリアクション」が大切だということに気付かされます。話すことに自信がない人でも、今すぐ実践できる「伝わる話し方」のエッセンスが詰まった一冊です。

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人は話し方が9割

 

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まとめ

コミュニケーション力は、知識だけでなく「相手の気持ちを想像する力」や「場に応じた言葉の選び方」など、実践を通じて磨かれていくものです。今回ご紹介したオーディブルの7冊は、どれも実務に直結するヒントが詰まっており、生活相談員として一歩先の対応力を身につける手助けになると思います。

「本を読む時間がないから…」とあきらめていた方も、耳から学ぶことで新しい気づきや成長のきっかけを得られるかもしれません。ぜひ、日常にオーディブルを取り入れて、コミュ力をアップデートしてみてください。

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