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利用者の顔と名前を一致させよう
新人生活相談員としてまずすべきことは、「利用者の顔と名前を一致させる」ということです。生活相談員に限らず、介護従事者全般に言えることですね。 利用者の顔と名前がわからないのは、何もできないのと同じです。ですから、顔と名前を一致させるのは、基礎中の基礎になります。 特にデイサービスやショートステイは、入所施設と違って、その日によって来る人の顔ぶれが変わりますので、覚えるのが大変なんです。わたしも働きはじめのころは、特に女性利用者の見分けがつかず、みんな同じ顔に見えた経験があります。 ちなみに、わたしの後輩相談員で、顔と名前を覚えるのがかなり早い人がいました。 その人は、入って2週間で100人近くのデイサービスの利用者を覚えてしまいました。…ここまで早い人はかなりレアケースだと思います。 もちろん早いにこしたことはありませんが、覚えるスピードは人それぞれです。遅くたって確実に覚えられれば問題ありません。この、顔と名前の一致させることをまずは優先してやっていきましょう。12月から入ったデイサービスの新しい生活相談員
利用者の名前を覚えるのが異常に早い もうすでに100人近くの利用者の顔と名前を覚えてしまった モチベーションも高くて積極性もあるから、こっちも刺激を受ける おじさんも負けてられないですな — takuma@生活相談員 (@takuma3104) December 12, 2019
ケアマネ・家族・家の場所の記憶はマスト
生活相談員は、利用者の顔と名前のほかにも頭に入れなければならないものがあります。
・利用者の担当ケアマネ
・利用者の家族
・自宅の場所
これらは、生活相談員として必須の暗記項目です。
利用者の担当ケアマネ
まずは担当のケアマネについて。 利用者にはそれぞれ担当のケアマネジャーがいます。生活相談員はそのケアマネがどの利用者の担当であるかを覚えておかなければいけません。 これを覚えておかないと、本当に仕事にならないのです。 利用者のことでケアマネに連絡するとき、いちいち「担当ケアマネ誰だっけ?」なんていって調べてられませんからね。 突然ケアマネから電話がきたとき、瞬時に「あっ、利用者のAさんの担当のケアマネだ」とわかるくらいにはなっておいたほうがよいでしょう。 慣れてくると、会話の中に担当利用者のちょっとした情報を伝えることができるようになり、ケアマネからの信頼も厚くなっていきます。利用者の家族
次に、利用者の家族です。 介護サービスを利用するのは利用者自身ですが、実際に説明を受けたり契約にあたるのは家族だったりします。 利用者自身のことを覚えることは大切ですが、相談員は利用者の家族のことを理解しておくことも大切です。 そして、利用者の家族を理解しているかいないかは、相談員にとって死活問題となります。 相談員の仕事に、クレーム処理があります。クレームの多くは利用者本人というよりは家族からくることが多いです。 つまり、家族と良好な関係を築いておくことが必須なのです。 その第一歩として、「この人は利用者の○○さんの奥さんだな」というように、家族の顔を覚えておきましょう。 送迎に行ったとき、担当者会議のときなど、家族と顔を合わせる機会をうまく活用できるとよいですね。 リンク【生活相談員】初回面接では情報収集より仲良くなることが重要!どーも
生活相談員のtakuma(@takuma3104 )です。
今日は、ショートステイを利用希望の方への初回面接でお宅訪問し...
利用者の自宅
そして最後に、利用者の自宅です。 デイサービスやショートステイの生活相談員をやっていると、送迎に出る機会もあると思います。 うちのデイサービスとショートステイは、生活相談員も毎日送迎に出ています。 なんなら、毎日の送迎ルートも相談員が作っています。 車にカーナビがついていれば迷わないかもしれませんが、わたしの事業所のようにナビなしで地図を片手に送迎へ、、という施設もまだあるのではないでしょうか。 いずれにせよ、デイサービスやショートステイといった在宅サービスをやっていくうえで、利用者がどこのどんな家に住んでいるかを把握しておく必要があります。 なにかイレギュラーが起きて、急遽送迎に行かなくてはならなくなったというときも、すぐに向かえるように、あらかじめ頭に入っているとよいですね。 ここまで、とにかく覚えることばっかりで、うんざりした方もいるかもしれません。 この覚え方にはちょっとしたコツがありますので、「覚えるのが苦手」って方は、以下のリンクを参考にしてみてください。生活相談員の記憶術「エピソード記憶」とは?薄々は気づいていたんです。
でも、なんとなくごまかしてたんです。
30代も半ばになって、やっと自覚しました。
わたし、...
職員と仲良くなっておく
生活相談員としてまずすべきこと、3つめは「職員と仲良くなっておく」ということです。 別に嫌な人と積極的に関わる必要はありません。 ただ、誰とでもある程度話ができる程度にはなっておきましょう なぜなら、生活相談員には施設外との連携のみならず施設内の連携が必要になるからです。 家族やケアマネから頼まれる無理な注文を、ときには飲まなければならない場合があります。 そんなとき、人は理屈では動きません。 最後には感情で動きます。 生活相談員は、連携・調整して「施設を回す」という結果を出してなんぼです。 「この人が言うんだったら仕方ない」と、思ってもらえるように、日ごろから良い関係性を築いておき、仕事をやりやすくしておきましょう。【生活相談員】お役立ちスキル!「傾聴力」3つのポイントを解説わたしは「生活相談員」という、一般にはあまりなじみのない仕事をしております。
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