「何かあったときのために、ショートステイはあらかじめ契約しておいたほうがいい!」
ここでわたしが言いたいことは、これだけです。
数あるサイトの中からこのブログへたどり着いてくださり、ありがとうございます。
この先を読み進めていただきましても、結論としてわたしが申しあげたいのは、「何かあったときのために、ショートステイはあらかじめ契約しておいたほうがいい」ということに尽きております。
ですので、ぜひこのことだけ覚えて持って帰ってください。
…もうちょっと時間があるぞ…って人は、この先も読み進めていただけるとうれしいです。
介護者に何かあったときのリスク
自宅で介護をしている人のうち、老々介護の割合ってご存じですか?
厚生労働省が2019年に行った調査によると、在宅介護のうち、介護をする側とされる側がお互いに65歳以上の、いわゆる「老々介護」の割合は、59.7%、約6割の世帯が老々介護であるという現状があります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200717/k10012520761000.html
「老々介護」の世帯では、介護者も65歳以上の高齢者ですので、いつ何が起きてもおかしくない年齢なわけです。もし介護者に何かあったとき、あなたならどうしますか?
ここで頼りになるのがショートステイです。
ショートステイを利用することで、要介護者は一時的に宿泊を伴う生活の支援を受けることができます。つまり、介護者がいなくても生活をすることができます。これで何かあっても安心ですね!
ホテルのようには泊まることはできない
ホテルは予約すればいつでも誰でも泊まれます。部屋が空いていれば、急に行ったとしても泊めてもらえるでしょう。では、ショートステイだとどうでしょうか?
実は、ショートステイだとそれがなかなか難しいのです。
ショートステイを利用するためには、担当ケアマネジャーの作成するケアプランにあらかじめショートステイの利用をプランニングしてもらい、担当者会議をしておかなければいけません。さらに、ショートステイ事業所との事前の契約も必要です。介護者に何かあってから動きはじめたのでは、この担当者会議や契約を行う時間的余裕がありません。これでは、スムーズにショートステイを利用することができませんね。
「うちの近くにショートステイの施設があるから、何かあっても安心ね」とショートステイをホテルのように思っている方がたまにいらっしゃいます。ですが、ショートステイはあらかじめ下準備をしておかなければ、急に泊まることはできないのです。ショートステイに泊まるためには、事前にやっておかなければならないことが多いのです。
損することは何もない!まず契約しよう!
悪いことは言いません。何かあったときのために、ショートステイはあらかじめ契約しておきましょう。
「前もって準備しておけば何かあっても安心だから」
と言ってショートステイの契約をされたのは、主介護者である長男妻
数日後に入院、手術とのこと
「これで安心して入院できる」と話されてました
ショートステイって何かあったときの保険的な役割もある
契約しておくだけでも価値があると思ってます— takuma@生活相談員 (@takuma3104) June 17, 2020
ショートステイはただ泊まるだけが価値じゃない
泊まらなくても価値がある普段は利用してなくても、ケアプランにショートステイが位置づけられてさえいれば、「何かあったときには預けられるんだ」っていう安心感を得ることができます
介護する家族にとって結構心強いんじゃないかなぁって思います— takuma@生活相談員 (@takuma3104) February 24, 2020
あらかじめショートステイを契約しておくことで、損をすることは何もありません。契約するだけなら、費用はかかりません。無料で保険に入れるようなものです。
強いてマイナス面を挙げるとするなら、契約等でかかる時間(1時間~長くても2時間)くらいでしょうか。その程度の時間を費やすことで、何かのときの安心感を手に入れることができるのであれば、むしろ安いものではないでしょうか。ショートステイの事前契約、おすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!