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まず、前提として、わたしはやさしい人ではない。
相手のことを思いやって何かを言ったり行動することなんて、ほとんどない。
基本、相手には嫌われたくない。
相手に嫌われてまで押し通したい主義主張はない。
わたしはあまり他人に関心がない。
だから、自分に影響のない範囲であれば、基本他人なんてどうでもいい。
要は、自分がかわいいのだ。
仕事をしていて、たまに相手に厳しい言い方をすることはある。
そのときは、仕事として言っている。
本当に相手のことを思って言っているわけではない。
相手のためだなんて、後付けに過ぎない。
あくまでも、ビジネスだから言っている。
業務上わたしが言わなければ、言わなかったわたしの分が悪くなってしまうからだ。
言わなかったわたしの方が悪者になってしまうから、悪者にならないために、言う。
言って相手が変わらなくても、仕方ない。
相手の行動変容を心から思って言ってるわけではないのだ。
本当にやさしい人は、相手のことを思って厳しいことが言える。
相手に嫌われることを恐れていない。
こんなわたしだから、本当にやさしい人にはなれないと思う。
やさしい人になりたい。
本当にやさしい人への憧れは強い。
ただ、「やさしくないわたし」を認めたわたしは、それを認められなかった頃のわたしと比べて、少しはやさしくなっていると思うんですよね。
「偽善だっていいじゃない」って思う。
偽善であっても、それで行動が変わるなら、そのうち心も変わっていくんじゃないかなぁとも思う。
本当にやさしい人にはなれなくても、やさしい人を目指す気持ちは持っていたいって思う。
今日の1曲
やさしさ/RCサクセション