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「自分は毎日ちゃんと現場を回して、やるべき仕事をこなしているのに、なぜか評価されない……」

そんなモヤモヤを抱えていませんか?

今回は、上司から投げかけられた「定型業務の先にある役割」の言葉をきっかけに、仕事への熱量がすり減っていく理由と、未来を感じられない組織との向き合い方について本音で綴ります。

「定型業務」と「役職の期待」の大きなギャップ

日々の福祉現場は、利用者様の送迎、契約担当者会議、日々のケアプランの調整や連絡業務など、いわゆる「定型業務」の連続です。これらをこなさなければ現場は一日も回りません。

しかし、先日上司からこんな話をされました。

「定型業務をこなしているだけでは評価されない。それは生活相談員としての仕事であって、役職としての仕事ではない。役職がある以上、求められている仕事をしていかないと評価されないよ」

頭では理解できます。法人側が求めているのは、ルーティンをこなすことではなく、新規プロジェクトの企画立案、リスクマネジメント、組織全体を見据えたコミュニケーションといった「定型外の仕事」なのだろうと。

けれど、その言葉を素直に受け止められない自分がいました。

なぜ、仕事への熱量は失われてしまうのか

かつての自分を振り返ると、仕事に対してものすごく熱中していた時期がありました。 家に帰っても仕事のアイデアばかり考え、休日ですら思考が止まらない。職場に行くのが楽しくて仕方がなかったあの頃。

なのに、なぜ今は同じ職場でこうも気持ちが冷めてしまったのか。

  • 自分が変わってしまったのか?

  • 組織の体質や限界に気づいて、心が離れていってしまったのか?

「すべては自分の捉え方次第」と言葉で片付けるのは簡単ですが、今の組織に対して「このままずっとここにいたい」という未来がどうしても描けないと、どれだけ正論を言われてもエンジンがかかりません。

上司自身も、山のような資料を抱え、通常業務の中では考える暇すらないため「家に帰ってから考えている」と語っていました。 それを聞いた瞬間、心のどこかでブレーキがかかりました。

「自分は、そこまでしてこの組織で上の立場を目指したいのだろうか?」と。

「役職手当」という名のジレンマと葛藤

今の環境に未来を感じられなくなっている一方で、自分には「役職」とそれに伴う手当がついています。

役割を果たしきれていない自分への申し訳なさや、周囲への葛藤はゼロではありません。だからこそ、頭の中ではこんな思いがぐるぐると駆け巡ります。

  • 「中途半端に椅子にしがみついているくらいなら、いっそ役職を降りたほうがいいのではないか」

  • 「上司との波長も合わないし、そろそろ自分のキャリアに見切りをつけるべき時期なのだろうか」

見えないゴールに向かって消耗していく感覚があります。

「たかが仕事」と割り切ることで見えてくるもの

かつての情熱を取り戻すのは難しいかもしれません。でも、それは自分が劣化したのではなく、組織の構造を客観的に見られるようになった「メタ認知」が育った証拠でもあります。

最近のわたしは、いい意味で「たかが仕事」と捉えるようにしています。

人生のすべてをその組織に捧げる必要はありません。自分の心がすり減ってしまう環境で、無理に理想の職員を演じ続ける必要もないのです。

定型業務を淡々とこなしつつ、自分のエネルギーをどこに注ぐべきかを見つめ直す。 もしあなたも、職場の評価や「このままでいいのか」という違和感を抱えているなら、それはご自身の心が発している大切なサインかもしれません。