※当サイトではアフィリエイト広告を使用しています

職場で上司との面談で、こう問われました。

「で、結局何がやりたいの?」

今年度の目標進捗や今後のキャリアについて話す中での投げかけでした。 正直なところ、今の組織のあり方に疑問を感じていたこともあり、一瞬言葉に詰まりました。

それでも絞り出すように答えたのは、「わたしは、生活相談員の仕事がやりたいです」という言葉でした。

すると上司から、「じゃあ、なぜ生活相談員がやりたいのか。ネガティブ・ポジティブ両方の理由を含めて一度整理してみて」と宿題を出されたのです。

今日は、その問いを通して自分の本音や適性と向き合ってみたプロセスの記録です。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

・職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

・Xでも発信しています。

詳しい自己紹介はこちら。

takuma
takuma
このブログ「生活相談員ラボ」では、「生活相談員×学び」をコンセプトに、現場のリアルと学びをつなぐヒントをお届けします。

 

Check it out!

書籍第2弾!『学び続ける生活相談員』が Kindleにて発売中です!


学び続ける生活相談員: キャリアを腐らせない福祉職の思考習慣

380円。ちょうど「カフェのコーヒー1杯分」のお値段です。その1杯を、あなたの10年後のキャリアを守る知識に変えませんか?

Kindle Unlimited会員なら、今すぐ「0円」で読み放題。

管理・マネジメントに対する明確な苦手意識

まず頭に浮かんだのは、どちらかといえばネガティブな理由でした。

組織に長くいると、一定のキャリアを重ねるにつれて「管理職」や「全体をまとめるマネジメント」を期待されるようになります。わたし自身もそうした視線を周囲から感じることがあります。

ですが、本心では「管理やマネジメントの仕事はやりたくない」と思っています。

  • 人をまとめて組織を牽引するのが得意ではない

  • 求められているようなマネジメントの動きができていない

  • 実際に数字や組織づくりで大きな結果を出せているわけでもない

「好きではないし、自分には向いていない」というのが率直な実感です。

昔から「個人プレー」が好きだったというルーツ

振り返ってみると、この「管理職に向かない感覚」は大人になって急に始まったものではありませんでした。

学生時代の部活動を思い返しても、運動部に入ってはいたものの、集団で意思統一をして進めるような団体プレーはどうにも苦手でした。サークル活動などでも、大勢が集まる場では気づけば輪の端の方に移動してしまうタイプです。

人と関わること自体を拒絶したいわけではありません。 ただ、「全体をまとめる」「組織を回す」となると、途端に自分の身の丈に合っていないような感覚を覚えてしまうのです。

組織の先頭に立って指揮を執るよりも、自分の持ち場で、コツコツと一人で精度を高めていく仕事のほうが圧倒的に性に合っているし、過度なストレスなく力を発揮できます。

なぜ介護職でもマネージャーでもなく「生活相談員」なのか

では、なぜ「生活相談員」という職種にこだわりたいのか。

それは、やりがいを感じるポイントが「組織の内側を動かすこと」ではなく「目の前のクライアント(ご利用者やご家族)に直接届くこと」にあるからです。

社内の調整やマネジメント業務に時間を使うよりも、直接困っている方の相談に乗り、力になれていると実感できる瞬間のほうが仕事としての楽しさや手応えを得られます。

内部のギアとして組織を回すのではなく、ひとりの専門職としてクライアントと対峙する。この距離感こそが、わたしにとって最も心地よい立ち位置です。

そもそも「コミュニケーションが得意」で始めたわけではない

「生活相談員が好きでやっている」と言うと、もともと人と話すのが得意だったり、コミュニケーション力に自信があると思われがちです。

しかし、現実はまったく逆です。 わたし自身、自分は本来「人と関わる仕事には向かないタイプ」だと思っています。

資格を取り、相談業務という仕事を選んだのも、もともとは「苦手なコミュニケーションを克服するための修行」という側面が強くありました。

最初から適性があったわけではなく、試行錯誤しながらキャリアを重ねていく中で、少しずつできることが増えてきた。だからこそ今、「苦にならずにこなせる仕事」として生活相談員を続けられているのだと感じます。

仮に今、「全く違う仕事をゼロから選んでいい」と言われたら、ひとりで黙々と完結できる作業系の仕事に興味を持つと思います。

 

生活相談員ラボは「生活相談員×学び」がコンセプトのブログです

◆ 生活相談員の基礎知識はこちら

◆ おすすめ書籍はこちら

◆ さらに深く学ぶなら

・【ストアカ】まなびのマーケット

・聴く読書『Amazon Audible(オーディブル)』

◆ 介護の資格・転職なら

・LECの通信講座

・大原学園専門学校 介護福祉系

・介護の転職なら『介護求人ラボ』

まとめ

上司からの「何がやりたいの?」という問いに対して、現時点で整理できたわたしの本音は以下の3点です。

  1. マネジメントや組織運営は苦手(個人プレーが好き)

  2. 組織内部の調整より、目の前のクライアントに向き合う時間が好き

  3. 得意だからやっているのではなく、修行を重ねて「苦なくできる領域」になったから続けている

キャリアを積むと「次は管理職へ」というルートが一般的に見えがちですが、誰もがマネジメントを目指さなければならないわけではありません。

「自分は何が得意で、何が苦手なのか」 「どんなスタイルなら長くコツコツ続けられるのか」

ポジティブな情熱だけでなく、自分の「苦手」や「本音」を素直に認めることこそが、自分らしいキャリアを歩む第一歩なのだと感じています。