デイサービスのお迎え時に家族が不在でも大丈夫?
「デイサービスを利用したいけれど、家族が通院で朝いない日がある」
「お迎えの時間に誰も立ち会えない場合、ひとりで待たせて大丈夫?」
デイサービスをご利用中の方やご家族から、このようなご相談をいただくことは少なくありません。
普段はご家族が「行ってらっしゃい」と送り出しをしていても、通院や急な用事、仕事などで朝自宅を留守にしなければならない日もありますよね。
結論からお伝えすると、ご家族が不在の日でも問題なくデイサービスを利用することができます。
今回は、現場の生活相談員が実際に提案している2つの解決策と、それぞれの注意点やメリットを分かりやすく解説します。ご家庭の状況に合った方法を選ぶ参考にしてみてください。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
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ご利用者おひとりでのお迎え対応
1つ目の方法は、ご本人がおひとりで自宅で待機し、デイサービスの送迎スタッフがお部屋までお迎えにあがるパターンです。
「家族がいないのに、お迎えに来てもらって鍵はどうするの?」と心配されるかもしれませんが、事前にお約束をしておくことで柔軟に対応できます。
お任せできる対応の例
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鍵の管理と戸締まり あらかじめカバンの中に鍵を入れておいてもらうなど、保管場所を決めておきます。スタッフがお迎えの際にその鍵を使って施錠し、出発します。
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冷暖房や電気の消し忘れチェック エアコンやコタツのスイッチをオフにしたり、部屋の照明を消したりといった簡単な安全確認を行った上で出発します。
依頼する内容はシンプルに!
ここで気をつけたいのが、確認事項や依頼事項を増やしすぎないことです。
たとえば「雨戸を閉めて、水道の蛇口を確かめて、〇〇の部屋の窓をチェックして…」といった複雑な手順が増えると、送迎スタッフが覚えきれなかったり、対応に時間がかかって次の利用者様のお迎えに遅れが出てしまったりします。
ご家族が一番心配されるのは「戸締まり」だと思いますので、お願いする内容は「施錠と冷暖房の確認」などポイントを絞っておくのがスムーズです。
ご家族による直接のお送り・お迎え
2つ目の方法は、ご家族の都合に合わせて、ご自身でデイサービスまでご本人を送り届ける(またはお迎えに行く)パターンです。
「そんなこともできるの?」と驚かれることも多いのですが、実は非常に合理的な選択肢です。
時間のロスやストレスを防げる
デイサービスの送迎時間は、道路の混雑状況や、前のお宅での準備状況によって、お迎え予定時間が前後することがよくあります。
ご家族ご自身の通院や予定がある場合、「お迎えがいつ来るか分からなくて家を出られない」というストレスがかかってしまいます。ご家族の都合の良い時間に直接送り届けることで、スケジュールの計画が非常に立てやすくなります。
利用料金が少し安くなる(送迎減算)
デイサービスの送迎を利用せず、ご家族が送迎を行った場合「送迎減算」という仕組みが適用されます。
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片道につき約50円(片道減算・1割負担の場合)
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往復で約100円の減算
金額としては微々たるものですが、「介護保険の支給限度額がカツカツで、少しでも費用を抑えたい」という方にとっても有効な手段となります。
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まとめ
家族が朝不在になってしまう日の対応策は、大きく分けて以下の2つです。
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スタッフに鍵の施錠と安全確認を託して、通常通り迎えてもらう
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ご家族のスケジュールに合わせて、直接デイサービスへ送り届ける
どちらの方法が適しているかは、ご本人の状態(おひとりで待てるか、鍵の管理ができるか)やご家族の予定によって異なります。
「今週の〇曜日だけ朝いないんだけど…」といったスポットでの対応も可能ですので、困ったときは抱え込まず、担当のケアマネジャーやデイサービスの生活相談員へお気軽にご相談くださいね。
