キャリアと自己研鑽

【休日の哲学】仕事から完全に離れたほうが、仕事がうまくいく理由

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皆さんは、仕事がお休みの日はどのように過ごしていますか?

「体は休めているけれど、頭の片隅ではずっと仕事のことを考えている……」

そんな方も多いのではないでしょうか。

実はわたし、現在は「休日は一切仕事のことを考えない」と決めています。ですが、かつては休みの日こそ仕事の計画を立てたり、悩み事を引きずったりするのが当たり前でした。

今日は、そんな私がたどり着いた「仕事と心の距離感」についてお話しします。

 

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。

・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。

職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。

Xでも発信しています。

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「休み=仕事の準備期間」だった頃のわたし

介護の現場で働き始めた若い頃、わたしは休むのが下手な人間でした。

  • 「あの利用者さん、明日は大丈夫かな……」

  • 「週明けの会議の準備、少し進めておこうかな」

休日に仕事のことを考えるのは、真面目さの証であり、仕事への情熱だと思っていたんです。しかし、実際には心はずっと「オン」のまま。どれだけ寝ても、どこかガス欠のような重だるさを抱えて月曜日を迎えていました。

なぜ「あえて離れる」ほうがうまくいくのか?

今のわたしが実感しているのは、「仕事から距離を置く時間こそが、仕事の質を高める」という、ちょっと意外な事実です。

仕事だけに没頭していると、どうしても「視野」が狭くなってしまいます。目の前のトラブルに一喜一憂し、冷静な判断ができなくなる。これ、対人援助の現場では特に危険なことだったりします。

しかし、休日に一歩外へ出て、家族と過ごしたり、ランニングをしたり、公園のベンチでゆっくりしたりして「完全にオフ」にすると、不思議な変化が起こります。

一度真っ白な状態に戻ることで、休み明けに職場に戻った際、「俯瞰(ふかん)」して現場を見られるようになるのです。煮詰まっていた問題の解決策がふと浮かぶのは、決まって「仕事のことを忘れてリラックスしているとき」だったりします。

休日を壊す「一本の電話」への本音

オフを大切にしているわたしにとって、もっとも頭を悩ませるのが、職場からの「緊急の電話」です。

正直に言いましょう。あれは、本当に「萎え」ます(笑)。

せっかくリセットした心が、瞬時に仕事モードに引き戻されてしまう。もちろん、自分のミスややり残しが原因であれば真摯に対応しますが、そうでなければ「それは休み明けでも良かったのでは……」と心が揺らぐこともあります。

だからこそ、わたしはこう決めています。 「自分がされて嫌なことは、人にもしない。部下や同僚が休みの時は、緊急事態を除いて絶対に電話はしない」

この「お互いの休みを尊重する文化」こそが、結果としてチーム全体のパフォーマンスを支え、長く働き続けられる秘訣だと思うからです。

 

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まとめ

仕事は人生において大切な要素ですが、それが人生のすべてを侵食してはいけません。

特に、人の心に寄り添う仕事をしている人ほど、自分自身の「心の余裕」が何よりの武器になります。その余裕を作るのは、他の誰でもない、あなた自身の「休む勇気」です。

もし今、あなたが「休みの日なのに心が休まらない」と感じているなら、まずはスマホを置いて、近くの公園まで歩いてみてください。

仕事から物理的にも精神的にも離れること。 その「空白の時間」にこそ、次のステージへ進むための大切なヒントが隠されているはずです。

皆さんは次の休日、どんな「オフ」を過ごしますか?