正直に告白すると、わたしは昔からケアレスミスが多いタイプです。小学生の頃のテストから始まり、社会人になった今でも「あ、またやっちゃった」という瞬間が人より多い気がしています。
でも、最近思うんです。「ミスをした」という事実(分子)だけに目を向けて、自分を責めすぎてはいけないな、と。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
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評価すべきは「分子」よりも「分母」
たとえば、ここにふたりの人がいるとします。
• Aさん: 100回挑戦して、10回ミスをした。(成功数 90)
• Bさん: 10回挑戦して、ミスはゼロだった。(成功数 10)
「ミスをしない」という点だけを見れば、Bさんの方が優秀に見えるかもしれません。でも、ビジネスにおける価値という視点で見れば、90回の成功を積み上げたAさんの方が、圧倒的に多くの価値を生み出していることになります。
つまり、ミスを「分子」とするなら、その下にある「挑戦の数(分母)」こそが重要だと思うのです。
「ミス・ゼロ」の裏に隠れたリスク
ミスを極端に恐れるようになると、人は無意識に行動を制限してしまいます。「失敗したくないから、確実なことしかやらない」という思考は、一見正解に見えますが、実は「成長の機会」や「生み出せるはずだった価値」を捨てていることと同じかもしれません。
分母が10しかない状態でミスをゼロに抑えるよりも、分母を100、1000と増やしていく過程で転んでしまう方が、長期的には大きな財産になるはずです。
失敗は「手数の多さ」の副作用
もちろん、ミスを推奨するわけではありませんし、バランスは大切です。でも、「ミスが多いから自分はダメだ」と行動を止めてしまうのが一番もったいない。
• ミスが多い人: それだけ多くの打席に立っている自分を、まずは認めてあげませんか?
• ミスが少ない人: もしかしたら、もっと「転んでもいい」と自分に許可を出せば、もっと遠くまで行けるかもしれません。
ミスという「点」だけを見るのではなく、その背景にある「挑戦の数」を評価できる。そんな視点を持っていたいなと思います。
今日も一日、たくさん挑戦した自分にお疲れ様。明日もまた、分母を広げていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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