「50代から生活相談員を目指しても、遅いでしょうか?」
先日、SNSでこのようなコメントをいただきました。
介護・福祉の仕事に興味はあるけれど、年齢がネックになって一歩踏み出せない…そう不安に感じる方は少なくありません。
現役の生活相談員から、はっきりとお伝えします。
50代からでも、生活相談員にはなれます。むしろ、50代だからこそ活躍できる理由があると思います。
takuma
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)
デイサービスとショートステイで、利用者・家族・職員の“間”に立ちながら日々奮闘しています。
現場で感じた違和感や気づきを言葉にし、「学び続ける相談員」を目指して情報発信中。
・kindle出版で『対人援助一年目の教科書』『学び続ける生活相談員』発売中。
・職業情報サイトへ生活相談員に関する記事提供実績あります。その他介護情報サイトへ記事提供実績もあり。
・Xでの発信もしています。
詳しい自己紹介はこちら。
生活相談員に「年齢制限」はない
まず大前提として、生活相談員を始めるのに年齢はほとんど関係ありません。
求められるのは、年齢の若さではなく「資格」と「人と関わる姿勢」です。
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社会福祉士
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社会福祉主事任用資格
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介護福祉士(自治体による)
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ケアマネジャー(自治体による)
資格要件さえ満たしていれば、40代・50代で相談員デビューする方は全く珍しくありません。
むしろ「50代」という年齢は最強の武器になる
「若くないから不利」は大きな誤解です。
生活相談員の仕事は、これまでの人生経験がそのまま「専門性」になる職種だからです。
利用者様やご家族と向き合う際、以下の3点は非常に重要です。
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受容力: 相手の気持ちを深く受け止める力
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安定感: トラブル時でも落ち着いた対応ができる
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信頼感: 人生経験に裏打ちされた説得力のある話し方
これらは、20代の若手よりも、酸いも甘いも噛み分けた50代の方が自然に発揮できる強みです。
わたし自身、新卒の頃は「人と深く関わる難しさ」に苦戦しました。しかし年齢を重ねるごとに、相談や調整といった対人業務は確実にスムーズになりました。
50代は決して遅くありません。むしろ「ちょうどいい」成熟期です。
「未経験」でも大丈夫?
生活相談員の業務は、確かに多岐にわたります。
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新規利用の相談・面談
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ご家族との連絡調整
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ケアマネジャーとのやり取り
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書類作成や記録業務
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急変時の判断・クレーム対応
「自分にできるだろうか」と不安になるかもしれませんが、安心してください。最初から完璧にできる人はいません。
どの年代であっても、現場で「慣れながら覚えていく」のが基本です。大切なのは、年齢よりも「学ぶ姿勢」と「やってみたいという気持ち」です。
これまでの「異業種キャリア」はすべて活かせる
「福祉の経験しかないとダメ?」と思われがちですが、実は異業種での職歴こそが相談員としての個性(武器)になります。
| 前職の経験 | 生活相談員としての強み |
| 営業職 | 高いコミュニケーション能力と提案力 |
| 事務職 | 迅速かつ正確な書類・デスクワーク |
| 経理職 | 数字の管理やコスト意識に強くなる |
| 介護職 | ケア現場の苦労がわかるため連携がスムーズ |
| 子育て・介護 | 家族の気持ちに寄り添った相談対応ができる |
「自分には何もない」なんて思わないでください。あなたのこれまでの歩みすべてが、誰かを支える力になります。
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まとめ
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生活相談員に年齢の壁はない
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50代の人生経験は、現場で安心感を与える武器になる
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未経験でも「学び」があれば必ず成長できる
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どんな職歴も相談員のスキルに変換できる
年齢を理由に諦めるのは、本当にもったいないことです。
「人の役に立ちたい」「資格を活かして働きたい」という想いがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
その勇気が、誰かの支えになる未来が待っています。


