キャリアと自己研鑽

社会福祉士を取ろうと思った理由は、弟の存在でした

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「社会福祉士になりたい」と思ったのは、高校生のときでした。

わたしには3つ下の弟がいます。弟は知的障害を持って生まれました。
長男として小さいころから、「いつか弟のことを自分が支える日がくるかもしれない」と、ぼんやり感じていたのを覚えています。

 

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

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高校時代に社会福祉士の存在を知る

進路を考えはじめた高校生のころ、将来に不安を感じることがよくありました。
「両親もいずれ年をとるし、弟のことを自分が見ていく日がきっと来る。」
そんなとき、学校で進路について調べているなかで「社会福祉士」という資格を知りました。

「福祉の知識があれば、将来自分や家族が困ったときにも役に立つかもしれない」
この思いが、わたしの背中を押しました。
正直、誰かのためにというよりは、自分のため、家族のため、という現実的な理由が大きかったです。

福祉系大学への進学を決意

社会福祉士になるには、大学で専門的に学ぶ必要があると知り、福祉系の大学を目指すことを決めました。
進路を決めるときは、不安や迷いもありましたが、「福祉のことを学んで損はないはず」という思いの方が強かったです。

大学では、講義や実習を通して多くのことを学びました。
障害福祉、高齢者福祉、子どもや家庭への支援など、教科書で学ぶ知識だけでなく、現場で働く福祉職の方々から聞いたリアルな話が、わたしの視野を広げてくれました。

社会福祉士を目指して勉強した日々

「せっかく大学に来たからには、社会福祉士の資格を絶対に取ろう」と、勉強にも力を入れていました。
「将来自分や家族が困ったときのために、役立つ知識や資格を持っておきたい」そんな現実的な気持ちが、いつも心のどこかにあったと思います。

正直、誰かの役に立ちたいとか、大きな志があったわけではありません。ですが、勉強する意味はあったし、続けてよかったと今は思っています。

社会人になって実感した「資格の意味」

大学在学中に社会福祉士の資格を取得し、その後、福祉の現場に飛び込みました。
現場は思っていた以上に大変で、理想と現実のギャップに戸惑うことも多かったです。

ですが、弟の存在や家族の経験が、わたしにとって大きな原動力になっています。
「家族の立場から見て、どんな支援があれば安心できるだろう」
「困っている人の気持ちが、少しでもわかる支援者でいたい」
そんな思いは、今も変わりません。

 

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おわりに

わたしが社会福祉士を取ろうと思った理由は、「弟の存在」と「家族のこと」があったからです。
特別な志があったわけではありません。むしろ、自分の将来や家族の不安を少しでも減らしたい、という理由からでした。

でも、その動機があったからこそ、今もこの仕事を続けられているのだと思います。
これからも、自分自身の気持ちと自問自答しながら、支援者として成長していきたいです。最後までお読みいただきありがとうございました。