業務スキルとノウハウ

感謝できない人は損をする?職場で信頼される人の共通点

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あなたの職場にも、こんな人はいませんか?
自分のミスで周りに迷惑をかけてしまったのに、特に気にする様子もなく、感謝の言葉もない。
せっかく周りが手助けしたのに「ありがとう」の一言もなく、そのまま…。
そんな場面に、モヤモヤした経験がある方も多いと思います。

実は「感謝を伝えない人」は、職場で損をしているかもしれません。
なぜなら、感謝できる人とできない人とでは、周囲からの信頼に大きな差がついてしまうからです。

この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)

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感謝できない人が損をする理由

人は、助け合いながら仕事をしています。
誰かが困っていればフォローし、ときには自分も助けてもらうこともあるでしょう。
そのときに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるかどうかで、周りの反応は大きく変わります。

たとえば、ある日あなたが忙しくて書類作成が間に合わないとき、同僚が気を利かせて手伝ってくれたとします。そのときに「助かったよ、ありがとう」と一言添えるだけで、相手は「役に立ててよかったな」と感じ、今後も協力しようと思ってくれます。

逆に、何も言わず当然のように受け取った場合、相手は「自分ばかり損をしている」と感じてしまい、「次はもう手を貸さなくてもいいかな…」と思ってしまうかもしれません。

感謝を伝えないと、「この人はまた同じことをするのでは」と思われてしまい、信頼を失いがちです。
今度は自分が困ったとき、誰も積極的に手を貸してくれなくなってしまうこともあります。

職場は「お互いさま」で成り立っています。
感謝の気持ちを伝えない人は、自然とみんなから距離を置かれてしまい、結果として損をすることが多くなってしまうのです。

信頼される人の共通点

では、周りから信頼される人にはどんな特徴があるのでしょうか?
ポイントをいくつかご紹介します。

1. 素直に「ありがとう」が言える

何かしてもらったら、素直に「ありがとう」と伝える。
たった一言でも、相手は嬉しくなりますし、「また助けてあげよう」と思ってもらえます。

「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。
職場で「ありがとう」の言葉が飛び交うことで、全体の雰囲気も明るくなります。

2. ミスを認めることができる

自分のミスを認めて、「ごめんなさい」「助かりました」と言える人は、誠実さが伝わります。
言い訳をせず、周りへの配慮を見せることで、信頼につながります。

たとえば、ある職員がミスをしたとき、すぐに「申し訳ありません」と謝り、その後「助けてくれて本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えました。その結果、周囲も「誰にでもミスはある」と理解し、温かくフォローしてくれたのです。

3. 相手の立場になって考えられる

「もし自分が逆の立場だったらどう感じるか」を想像できる人は、自然と感謝や気遣いの言葉が出てきます。
この気持ちが周りに伝わり、信頼されやすくなります。

4. 小さなことでも感謝を忘れない

大きな手助けだけでなく、ちょっとしたことにも「ありがとう」を忘れない人は、周囲からも好かれます。
たとえば、備品を渡してもらったときや、ちょっとしたアドバイスをもらったときにも「助かります!」と伝えるだけで、相手は自分を認められたように感じるものです。

「自分だけよければいい」ではうまくいかない

「自分さえよければ…」という考え方は、長くは続きません。
そんな態度を続けていると、誰も協力してくれなくなります。
次第に孤立してしまい、仕事もやりにくくなります。

実際、以前の職場で「感謝を伝えない」ことで孤立してしまった人を見たことがあります。その方は、何をしてもらっても当然のような態度をとり続けていました。その結果、周囲はだんだん声をかけなくなり、業務上でも協力を得られず、結局自分が一番困ってしまう事態になっていました。

「自分さえよければいい」という発想は、結局は自分自身も幸せにできないのです。

信頼される人になるためのコツ

それでは、どうすれば信頼される人になれるのでしょうか?
実践できるコツをいくつか紹介します。

  • 「ありがとう」をすぐに伝える
    直接言いにくい場合は、メモやLINEなどでも大丈夫です。大切なのは「感謝の気持ちをきちんと伝えること」です。

  • ミスをしたら言い訳せず、素直に謝る
    「ごめんなさい」「助かりました」の一言が大事です。周りも「自分も手伝ってよかった」と思ってもらえます。

  • 普段から小さな気遣いを心がける
    「これ手伝いましょうか?」と声をかけたり、誰かが困っていそうなら自分から一歩踏み出してみましょう。

  • 感謝を習慣にする
    朝出勤したときに「おはようございます」と元気に挨拶することや、帰るときに「今日もありがとうございました」と伝えるなど、日々のルーティンの中に感謝の言葉を取り入れてみてください。

 

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まとめ

感謝の気持ちは、めぐりめぐって自分に返ってきます。
誰かに助けてもらったら、素直に「ありがとう」と伝える。それだけで、職場の雰囲気も自分への信頼も変わります。

感謝がある職場は、人間関係も良好になり、仕事もしやすくなります。
「自分だけよければ…」ではなく、みんなで支え合うことが、働きやすい職場と自分自身の幸せにつながります。

今日から意識して「ありがとう」と伝えてみてください。その一言が、あなたと職場の未来をきっと変えてくれるはずです。