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こんにちは、takumaです。
わたくしtakuma、実は2022年に公認心理師の資格をとりました。
あまり聞きなれない資格かもしれませんが、公認心理師はさまざまな心理系の資格のなかで唯一の国家資格。2017年に施行された公認心理師法に基づいてできた、比較的新しい資格なんです。
公認心理師試験では、心理学に関する専門的な知識を求められます。そのおかげで、心理学について多少詳しくなることができました。
そこでこの記事では、公認心理師の試験勉強をするなかで学んだ心理学用語を7つほどご紹介したいと思います。
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この記事を書いた人
takuma(@takuma3104 )
生活相談員(社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員)。
デイサービスとショートステイの「生活相談員」という仕事を10年以上続けています。
このサイト「生活相談員ラボ」では、「現役の強みを生かした現場感覚のある情報発信」をコンセプトに、生活相談員をはじめたばかりの人やこれから生活相談員になる人の役に立つ記事を書いています。
詳しい自己紹介はこちら。
takuma
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モデリング(観察学習)
- 実際に経験しなくても、他者を真似ることによって学習すること。(ex.大人が攻撃行動をすると、それを見た子どもも同じ攻撃行動をする。)
- その行動に①注意を向け、その行動を②記憶する。自分でその行動を③再生することで、その行動が④強化される。といった過程をたどる。(A.バンデューラ)
- 体験事例:介護現場で先輩職員の介助方法が不適切だと、新人職員もその方法を真似てしまう。
セルフ・ハンディキャッピング
- 失敗を自分以外の外的な要因のせいにすること。(エドワード.E.J)
- ex.① 試験前にあえて机の掃除をして、妨害になる要因をつくる(獲得的セルフ・ハンディキャッピング) ② 試験のときに「全然勉強していない」と言って、言い訳をつくっておく(主張的セルフ・ハンディキャッピング)
- 体験事例:「時間がなくて勉強しなかった」と言いながら、ケアマネ試験に合格した。
リフレーミング
- あるできごとや物事に対する見方を変化させ、その意味付けを変えさせること。否定的な見方を肯定的に変化させることにより、気持ちも肯定的に変化する。
- (ex.「コップに水が半分しかない」→「コップに水が半分もある」)
- 体験事例:「仕事が嫌で仕方ない」→「仕事があるだけマシ」
フォーカシング
- 漠然とした言葉にできていない感覚(フェルト・センス)に注意を向け、そこに隠れている意味を言語化することで、気づきを深めていくこと。(ジェンドリン.E.T)
- 体験事例:家族への漠然とした不満を感じている時期があり、実家にいるのが窮屈だった。そのときに、その思いをノートに書き出していった。
アンダーマイニング効果
- 内発的に動機づけられた行動に対し、報酬などの外発的要因を与えると内発低動機づけが低下すること。
- ex.自分がやる気を持って取り組んでいたことに、お金をもらうなどの報酬が発生するとやる気がなくなる。
- 体験事例:子どものころ絵を描くのは好きだったが、夏休みの宿題など他人からの評価のために描く絵は好きじゃなかった。
代表性ヒューリスティック
- 代表的であると思われる事項の確率を過大評価しやすい、意思決定プロセス。(ヒューリスティック=経験則)
- ex.コイントスで表が3回続くと、4回連続で表は出ないんじゃないかと思う(ギャンブラーの誤謬(ごびゅう))。
- 体験事例:マークシートで①の回答が連続すると不安になる。
利用可能性ヒューリスティック
- 頻繁に見聞きするなどして記憶に残っているものを判断基準にする、思考プロセス。
- ex.飛行機事故のニュースを見て、自動車よりも飛行機のほうが危ないと思ってしまう。
- 体験事例:薬局で洗剤を買うとき、CMで見たもの=よいものと思って買ってしまう。
最後までお読みいただきありがとうございました。