どーも
生活相談員のtakuma(@takuma3104 )です。
突然ですが、あなたは「苦手な人」いませんか?
その苦手な人に、「苦手です」って言えますか?
もし、担当のケアマネジャーがその「苦手な人」だったら、どうしますか?
「ケアマネが合わないと思ったら変更できます」って言葉では言うけど、実際に変える人ってあまり聞かない
「変えたい」って言う人はいても実際に行動に移す人は少ない
「言いにくいから」と我慢している人もいる
変更できるルールとはいえ人と人との関係だし、実際に変えるのってハードル高い気がする— takuma@生活相談員 (@takuma3104) December 3, 2020
もしかしたら、「ケアマネが一度担当になったら変えられない」って思ってる人もいるかもしれませんね。ケアマネは変更することができます。その理由は問われません。変えてほしいと思ったときは、地域包括支援センターやそのケアマネの所属する居宅介護支援事業所にその旨を伝えましょう。
と、一般的には言われていますが、はたしてどれだけの人が「嫌だと思ったときにケアマネを変更している」でしょうか?
明確な数字は出ていないと思いますが、おそらくあまり変更する人っていないんじゃないでしょうか。
地域性もあるかもしれませんね。私の働いているような地方の田舎のほうは、せまいコミュニティで生きていますから。担当してくれているケアマネが実は知り合い人の娘さんだった、ってこともあるかもしれません。どこで誰がつながってるかわかりませんから…。それで余計に変更しづらいっていうのもあると思います。
程度の差はあれ、「できることならあまり波風は立てたくない」と、我慢してしまうのが日本人には多いのではないでしょうか。
一度ケアマネが担当についた時点で、変更のハードルは高くなってしまうんです。かといって、はじめて会っただけではそのケアマネの良し悪しなんてわかりません。
「失敗しないケアマネの選び方」とかが書いてある本やネット記事を目にしますが、それってあくまでも、「一度担当ケアマネを選んだあとの話」なんですよね。相談しやすいか、親身になってくれるかなんて、ちょっと話しただけではわからないですし、その人が仕事できるかどうか、有能か無能かなんて、関わってみないとわからないですからね。
ケアマネ選びは運です。はじめから良いケアマネにあたることもあれば、悪いケアマネにあたることだってあります。でもそれは実際にケアマネと付き合ってみないとわからないことで、付き合う前から良し悪しを見分けることはかなり困難です。
生活相談員として実際にケアマネと付き合っているのでわかりますが、クセの強いケアマネって確かに存在しますし…
だから、良いケアマネを選びたいなら、付き合ってみた上でケアマネを変更するってことは超重要だと思います。
ですが、先に述べたように実際にケアマネを変更するとなるとハードルが高いわけで…
現実にはなかなかうまくいかないものです。