こんにちは、生活相談員のtakumaです。
介護や福祉の現場で働き始めたとき、「どうしたら利用者さんやご家族の力になれるんだろう」「自分の対応はこれでいいのかな?」と悩むこと、ありませんか?
実は、わたし自身も15年以上この仕事を続けてきましたが、いまだに毎日悩んでばかりです。
・どう接したらいいか分からない
・うまく話を聴けない
・職場の人間関係が難しい
・失敗ばかりで自信をなくしてしまう
正直偉そうなことは何も言えません。ただの凡人ですし、特別なスキルや経歴があるわけでもありません。
でも、だからこそ「現場のリアル」を伝えられるんじゃないか?そう思いながら書いたのが、『対人援助一年目の教科書』です。
悩み続けるからこそ、伝えられることがある
対人援助の仕事には、これといった「正解」がありません。
どんなに経験を重ねても、「これでいいのか」と悩む場面は何度も訪れます。
わたしも、今なお迷い続けています。
それでも、考え続けることそのものが、対人援助にとって大事な姿勢だと感じています。
この本には、
・自分なりに悩みながら考えてきたこと
・現場でつまずいたリアルなエピソード
・失敗しながら少しずつ見えてきたヒント
を、できるだけ正直に書きました。
『対人援助一年目の教科書』で伝えたいこと
対人援助の仕事は、どんなに知識があっても「現場でどう動くか」が大事です。この本では、専門用語や難しい理論はなるべく省いて、「明日から使える具体策」を中心にまとめました。
たとえば
・傾聴で気をつけたい3つのポイント
・クレーム対応で心がけたいこと
・チームで働くために必要なこと
など、すぐに役立つエッセンスを詰め込んでいます。きれいごとではない、現場のリアルをそのままに書いたつもりです。
対人援助をしていく以上、きっと悩みが尽きることはありません。
「でも、それでいいんだ」と、この本を通じてこの本を通じて、そんなメッセージも届けたいと思っています。
こんな方におすすめ
・生活相談員やケアマネ一年目の方
・新しい職場で不安を感じている方
・利用者。家族対応や職場の人間関係に悩んでいる方
・「何から勉強すればいいの?」と迷っている方
生活相談員の仕事には「正解」がないからこそ、悩んだり迷ったりするのは当たり前です。そこで大切なのは、「ひとりで抱え込まず、誰かの知恵や経験を借りること」ではないでしょうか。
わたしも特に一年目はたくさん悩み、失敗してきました。ですが、悩みや戸惑いは、決してマイナスではありません。むしろ、それをきっかけに自分なりに考えたり、人に相談したりすることで、少しずつ自分のやり方が見えてくるものだと思います。
わたし自身、本当に何もないごく普通の人間です。今も日々悩み続けています。でも、だからこそ「悩むこと、考えることの大切さ」を伝えられるのかもしれません。この本が、同じように迷いながら進んでいる方にとって、何かを考えるきっかけになれたらとてもうれしいです。
対人援助一年目の教科書: 現役のプロが書いた実践で役立つスキルと心構え