生活相談員日誌(雑記)

takumaの自己紹介【2025年版】

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はじめまして、takumaです。

ブログ「生活相談員ラボ」を運営しながら、デイサービスとショートステイの生活相談員として働いています。2010年からこの道一筋で、最近は管理職としてのポジションも担いながら、現場と経営の板挟みの日々を送っています。毎日いろんなことが起こる介護現場で、バタバタしつつも、それなりに楽しみながらやってます(笑)。

この自己紹介ページでは、わたしtakumaがどんな人間で、どうして福祉の道に進んだのか、これまでどんなことがあったのかなど、ざっくばらんにお話ししていきます。
よかったら最後まで、ゆる~く読んでもらえると嬉しいです。

福祉の仕事を選んだ理由

わたしが福祉の道に進んだきっかけは、実は家族にあります。
二人兄弟の長男で、3つ下の弟は知的障害を持って生まれました。

「いずれ両親も年をとるし、いつか自分が弟の面倒を見るときが来るんだろうな」
そんなことを子どもの頃からなんとなく思ってました。
だったら今のうちに福祉のことを知っておこう。将来困らないように、この道を選んでみよう。正直、最初はそれくらいの動機でした(笑)。

福祉系の大学でのんびり学生時代

そんなわけで、特に深く考えずに福祉系の大学に進学。
「どうせなら専門的なことを学んでおこうかな~」くらいのノリです。
大学では正直、そこまでガツガツ勉強した記憶はなくて、友達と遊んだり、のんびり過ごしてばかりでした。

ですが、就職活動のときに受けた病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)の求人は、社会福祉士の資格が必須条件!
これはさすがにヤバいと思って、そこから慌てて勉強しました(笑)。
なんとか無事に資格を取って、社会に出ることになります。

MSW時代~大失敗と挫折~

新卒で入ったのは急性期病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)。
最初の一年は医事課で医療事務を覚えて、2年目から本格的に相談業務へ。

でも、右も左も分からずプライドだけは高い自分…。今思い出しても恥ずかしい(笑)。
分からないことを「分かりません」と言えなくて、勝手にケースを進めてしまったり。
調子に乗ってしまった結果、とんでもないミスまでしてしまいました。

あろうことか、転院先の病院にウソの情報を伝えてしまったんです…。今振り返れば、精神的に一杯一杯になっていたんだと思います。
先輩や上司、なによりクライアントにも本当に迷惑をかけてしまい、完全に自信喪失。
「もう無理だ」と思い、逃げるように病院を辞めました。

生活相談員としてリスタート

退職してからはしばらく、バイトや市役所の委託職員をして、モヤモヤした日々。
「自分はこのまま何して生きていくんだろう…」と正直、悩みっぱなし。

そんなときにたまたま見つけた、生活相談員の求人。
「なんか面白そうだし、とりあえず応募してみよう!」と軽い気持ちで面接を受けたら、まさかの即採用(笑)。
2010年の秋から、今の介護施設で生活相談員として新しいスタートを切ることになりました。

このとき、心の中で“自分ルール”を決めました。

  1. 分からないことは分からないと言う

  2. ウソはつかない

  3. 仕事を通して自己表現する

プライドを手放して、素直にやろうと心に決めたんです。

“やればできる”と思えた日々と急展開

新しい職場はまだできたばかり。
最初はデイサービスの生活相談員として必死に働きました。
仕事が面白くて、毎日会社に行くのが楽しみで仕方ない時期でした。

やればやるだけ成果が出て、周りにも認めてもらえて、自信もついてきました。
そのまま勢いで、1年半で係長、さらに副施設長まで昇進!
プライベートでも結婚して、まさに絶好調!…だったのですが。

まさかの降格とモヤモヤの日々

副施設長になってからは、管理職として数字やマネジメントを求められる毎日。
現場の数字は右肩下がりで、上司からは連日の罵声。
朝起きるたびに胃が痛くて、「今日も怒られるんだろうなぁ…」ってどんよりした気持ちで出勤。
結局、結果を出すことができず降格になりました。

とはいえ、役職は下がっても、責任や仕事の量が減るわけではなく、モヤモヤ。
「自分っていったい何のために働いてるんだろう?」と自分の価値について悩むようになりました。

ブログ「生活相談員ラボ」をはじめた理由

そんなときにたどり着いたのが、ブログでした。
2019年3月、「生活相談員ラボ」を立ち上げます。

きっかけは、ただただ「自分の価値を感じたい」「このまま会社の歯車で終わりたくない」って思いでした。
現場で感じたこと、失敗や学びを誰かに発信することで、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないし、自分の気持ちもスッキリするんじゃないか。そんな軽い気持ちからスタートしました。

ブログには、
・ショートステイやデイサービスの実践ノウハウ
・介護保険や制度のこと
・現場のリアルな失敗談や本音
・相談員のやりがいと悩み
など、思いついたことをどんどん書いています。

今の仕事とわたしの資格

2025年現在も変わらず、デイサービスとショートステイの生活相談員をやっています。

利用者さんやご家族の相談を受けたり、現場の職員と連携したり、時にはトラブル対応でバタバタしたり…。本当に毎日いろんなことが起きます(笑)。

現場で走り回っているうちに、あっという間に1日が終わることもしょっちゅうで、毎日いろんな仕事をこなしています。

ちなみに持っている資格は以下のとおりです。

・社会福祉士
・介護支援専門員(ケアマネ)
・公認心理師

現場のしんどさと、それでも続けている理由

この仕事をしていると、楽しいことばかりじゃありません。

「しんどいな~」って思う日がけっこうあります。
たとえば、利用者さんが転倒してしまったり、誰かのミスで謝罪に走り回ったり、家族と本人の希望が食い違ってどうしていいかわからなくなったり…。
「もう勘弁してよ!」って叫びたくなるような場面も少なくありません。

数字を求められたり、上司からプレッシャーをかけられたり、現場の職員とのコミュニケーションに悩むことも…。
「もうこの仕事やめちゃおうかな」なんて本気で思った日も何度もあります。

じゃあなんで続けてるの?って聞かれたら、正直「これしかできないから」としか言いようがありません。
他にやりたいこともないし、今さら別の業界に転職してイチから人間関係を築くのも正直しんどい。
色々ぼやきながらも、なんだかんだ惰性で続けている。そんな感じです。

「やりがい」とか「誰かの役に立ちたい」とか、きれいな理由ももちろんゼロじゃないけど、結局のところ、他に自分が食べていける道が思いつかない。それが一番大きいです。
でも、現場にいるとそれなりに日々事件もあるし、刺激もあって退屈しない。
だから、もう少しだけこの仕事を続けてみるか、というのが正直な気持ちです。

副業や発信へのチャレンジ

正直な話、副業とか発信を始めたのも「このままじゃヤバいかも…」って焦りからです。
現場の仕事だけだと将来がどうなるか見えないし、会社にずっと依存しているのもなんだか怖い。
だったら、今のうちに何かやってみるしかないなと思って、ブログを始めたり、アフィリエイトや電子書籍にも手を出しました。

とはいえ、実際はそんなにうまくいってません(笑)。

アフィリエイトや電子書籍もお小遣いレベル。
「副業で一発逆転!」なんて夢みたいなことは起きてません。

でも、現場でモヤモヤしたことを言葉にして発信すると、気持ちが整理できてラクになることもあるし、たまに「役に立った」ってコメントが来ると、ちょっと嬉しくなります。
本業だけじゃなくて、自分でも何か始めてみることで、「とりあえず動いてる自分」くらいにはなれてるかなと思っています。

正直、いつかは会社に頼らず稼げるようになりたい…という気持ちもあります。
でも、今は“副業で食べていく”とか“フリーで独立!”なんてレベルじゃないので、まあぼちぼち、自分のペースで発信を続けていこうかなと考えています。

書籍のこと

実はずっと、「自分の経験とか現場で感じたことを、何か形に残したいな」と思ってました。
毎日いろんな出来事があるのに、そのまま流れていっちゃうのがもったいないというか、せっかくなら自分なりにまとめてみたかったんですよね。

それで、2024年に『対人援助一年目の教科書』という本をKindleで出しました。

ぶっちゃけ、売れてるわけじゃありません(笑)。でも、たまに感想をもらえたり、「参考になった!」って言ってもらえると、それだけで「書いてよかったな」と思います。

自分の経験や考えを“形”として残しておきたい。
そんな気持ちが、これからもたぶん自分の原動力になりそうです。

これからの目標

今後の目標は大きく分けて2つあります。

1つ目は、現場の知恵やノウハウをどんどん発信していくこと。
ブログやSNS、書籍を通じて、介護や福祉の現場で悩む人に少しでも役に立てたらいいなと思っています。

2つ目は、会社に頼らず「自分の力」で稼げる力を身につけること。
副業や発信活動を通して、「takuma」という個人としての価値をもっと磨いていきたいです。

最後に

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

自分のことをこんなにダラダラ書くのもどうなんだろうと思いつつ、せっかくなので本音で書きました(笑)。

わたしは特別な才能があるわけでも、キラキラした人生を送ってきたわけでもありません。
むしろ、たくさん失敗して、挫折して、悩んできました。
でも、そういう自分だからこそ伝えられることがあると思っています。

「現場で悩んでいる」「自分のキャリアにモヤモヤしている」
そんな人がいたら、ぜひブログやSNSで気軽に声をかけてください。

これからも、地味だけど面白いこの仕事について、マイペースに発信していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします!