介護サービス全般

【新卒】介護施設の新人職員が入社1ヶ月で意識すべき3つのこと

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新年度になりました。

私の働いている施設でも、4月から新卒者が入る予定です。

私もそうでしたが、これまでの学生気分から急に社会人という立場となり、かなり戸惑いながら1日1日過ごしていたように思います。

そこでこの記事では、新卒の新人職員が入社してから何を意識したらうまく仕事をしていけるようになるか、3つのポイントを紹介したいと思います。

 

新人職員が意識すべき3つのポイント

利用者の顔と名前を覚える

基本中の基本といってもよいでしょう。

これを覚えないことには、全てにおいて仕事ができませんよね。

わたしたちは、利用者に介護サービスを提供することでお金を稼いでいます。

つまり、わたしたちにとって最大のお客様は、サービス利用者です。

お客様にわたしたちのサービスを利用してもらわないと、私たちはお金がもらえないのです。

だから、お客様は大切にしなければなりません。

お客様を大切にするためには、相手を知らなければなりません。

相手を知るための第一歩として、新人職員はまずお客様の顔と名前を覚えましょう。

顔と名前もわからない人を、大切にすることはできませんからね。

利用者の顔と名前を覚えること。これはもう必須項目です。

まずはあいさつをして、自己紹介。それから、利用者の名前を尋ねてみましょう。

相手の利用者の認知症の有無なんて気にしません!

話をしてみないと、ただ眺めているだけでは相手がどんな人なのかはわかりません。

自分から積極的に話をしにいく姿勢を大切にしましょう!

1日の流れを覚える

介護施設には、利用者が生活するために1日の予定が組まれています。

例えばデイサービスでは、○時に送迎に出発をして、午前中はみんなで体操をやって、○時になったらお昼を食べて、午後は入浴をして、というようにです。

この予定を遂行するために、介護職員はもちろん、看護職員、事務職員、生活相談員などのスタッフが動いています。

それぞれが自分勝手に行動するのではなく、利用者の生活に合わせて、生活を支援するために行動しています。

まずは、施設内の利用者の1日の生活の流れを把握しましょう。

1日の流れがつかめていないと、自分が今何をすればいいのかが分からなくなります。

逆に、1日の流れが把握できていれば、先を考えて行動することができるようになります。

また、週ごとの予定、月ごとの予定などもありますので、1ヵ月という期間で覚えていけるとよいと思います。

メモを取る。

新人であるあなたに、先輩職員はあれやこれやと教えてくれるかもしれませんが、正直、頭になんて入っていきません。

だって、緊張でそれどころじゃないですから。

入社して1ヶ月は何もわからないまま、あっという間に過ぎていきます。

その間に教えてもらったことが頭に入っていなくても、メモに残してあれば、後から見返すことができます。

見返すことで、「そういえばこんなこと教えてもらったなぁ」と思い出したり、「これってどういうことだったっけ」といったわからないことを確認することができます。

人の記憶なんて曖昧なもので、すぐに忘れてしまいます。

メモを取る習慣を作っておくと、これからの社会人生活においても役に立ちますので、ぜひオススメします。

新人職員の役割

即戦力としては期待されていない

中途採用の職員は、即戦力を期待されて入社します。

しかし、新人職員はすぐに仕事なんてできません。

では、新人職員に期待されている役割とはなんでしょう?

新人という存在が最大のメリット

新人職員は、その存在自体が施設にとってプラスになります。

新しく入ってきた職員を、先輩職員が教育します。

それにより新人職員は成長し、教えることで先輩職員も成長します。

そうやって組織が成長していこうという雰囲気になっていくことが、新人職員を採用する最大のメリットだと思います。

新人の成長は組織の成長

また新人が育てば、その分先輩職員が楽になります。

楽になるというと語弊があるかもしれませんので、説明を付け加えます。

先輩職員が楽になると、その時間を別の仕事に割くことができます。

別の仕事に取り組むことで、サービスの内容が向上します。

そうすると、今までよりも利用者が喜んでくれます。

今までよりも多くの価値を利用者へ提供できることになり、私たちもさらにお金を稼ぐことができますね。

つまり新人職員が成長することで、組織自体も成長していけるのです。

最後に

新人職員が働きやすい環境をつくってあげることは、先輩職員の役割だと思います。

利用者に積極的に話に行く姿勢を新人職員に求めるなら、先輩職員も積極的に新人職員に話しかけたり、わかりやすく教えてあげたりして、お互いが成長できる雰囲気づくりを意識したいですね。