本書の概要
- タイトル:『仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン』
- 著者:三上 ナナエ
- 出版社:すばる舎
- 発行日:2014/2/10
- 価格:¥1,270
読書記録
この本を読んだ理由
気遣いが大切ということを頭ではわかっている。しかし実際にはできていない。気遣いのコツなんてものがあれば、サクッと手に入れてこれから先の人生楽になってしまいたい。そう考えている時点で、気遣いとは程遠い独りよがりの思考ではあるが…。Kindle Unlimitedにて読む。2022/5/12読了。
100文字要約
気遣いは特別な人に備わっている先天的なものではなく、後からいくらでも身につけられる簡単なスキル。入念な準備などなくても、「ちょっとしたこと」が相手にとっては嬉しい気遣いになる。気遣いについてのエッセンスがつまった1冊。
本書から得た知見
① なぜ早めに声をかけるとよいのか?
それは、相手の気持ちを早めに察することが「気遣い」だから。早めに声をかけると、相手が何を求めているかがわかるため、早めの判断ができる。相手に無関心にならずに、気がついたら早めのアクションを。
② 「すみません」を使いすぎてないか?
「すみません」は本当の気持ちが伝わりづらい。「すみません」という言葉は、「ごめんなさい」「ありがとう」「ちょっとお願い」「申し訳ありません」「失礼します」「恐れ入ります」など、いろんな意味で使われている。たくさんの意味がある分、感情がこもってないように聞こえる。「すみません」を口グセにせず、別の言葉で言い換えて使うクセをつけよう。
③ 何気ないときにどんな顔をしているか?
人と接していないときの「表情管理」が大事。話をするときは感じがいいが、話し終わると真顔になってサッといなくなる人がいる。まわりはあなたの無防備なときの表情を読み取って、あなたのことを判断している。「わたしは真顔になりやすい」と意識し、「スタンバイスマイル」をキープしよう。本音は立ち居振る舞いに現れる。少しのしぐさで「信頼できない」と思われるのはもったいない。
キラーフレーズ
仕事がスムーズに進む人の行動の特徴として、「何かをしてもらったら気遣いの言葉をかける」ことが挙げられます。相手に対する感謝の気持ちをしっかり言葉にして伝えられる人、と言い換えることができそうですね。
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