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読書メモVol.2『人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている』

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本書の概要

読書記録

この本を読んだ理由

いくら自分に実力があると思っていても、相手にそう思ってもらうことでこそ「実力」として認められるわけで。つまり、自分の実力は相手の物差しに委ねられているわけで。どうやったら相手に「自分に実力がある」と思ってもらえるかを、この本を通して学びたいと思った。2022/4/6読了。

100文字要約

人には認知バイアスがあり、「本当に実力がある人」じゃなく「実力があると思わせられる人」のほうが有能と認識される。いいイメージ(錯覚資産)を手に入れるために、サイコロをたくさん振り行動回数を増やそう。

本書から得た知見

① 成功は運か実力か?

成功するかしないかは、基本的に運だ。才能がある人が成功するわけじゃない。たまたま成功した人が、「あの人は才能(実力)がある」と言われているに過ぎない。そして1度成功した人は、成功したことにより「錯覚資産」を手に入れることができる。1度錯覚資産を手に入れると、2回目以降の成功がしやすくなる。

② 錯覚資産とは何か?

なにかひとつの能力が突出していると、それにつられて他の能力も高く見える効果のこと「ハロー効果」をいう。このハロー効果のおかげで、実際には実力がなくても、実力があると思わせることができる。このように、自分にとって都合のいい認知バイアスを「錯覚資産」という。錯覚資産を得ることができれば、周りが勘違いしてくれて実力以上の成果を得ることができる。

③ 錯覚資産を得るには?

運ゲーを制するために、まずサイコロをたくさん振ろう。行動回数を増やして成功確率を高くする。ひとつでも実績をつくれたら、その実績を周りに知ってもらう。

キラーフレーズ

たしかに、実力があると、成果を出しやすい。それは本当だ。しかし、その成果が、必ずしも、よい「環境」の獲得につながるかというと、実際には、そうじゃない。実際には、その成果を錯覚資産にすることに成功した場合のみ、よりよい「環境」を手に入れることができるんだ。(p.179)

 

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