生活相談員の専門性についての話をします。
生活相談員だけでなく、全ての専門職やプロと呼ばれる人には当てはまる話です。
「〇〇さんのADLは〜」
「昼食後は傾眠がちで」
「介助にて口腔ケアを行ってます」
「リハビリでは下肢筋力訓練をしてます」担当者会議にて専門用語全開で話してくる人たまにいるのですが
むしろ、いかに専門用語を使わずに専門的なことを伝えられるかが専門職のスキルでしょ
って思ったりしてます— takuma@生活相談員 (@takuma3104) 2019年12月4日
「シロウトに専門分野の話をするときに、専門用語は使わないようにした方がわかりやすいよね」
ということです。
たったそれだけのことなんですが、意識しないとついつい使っちゃうものです、専門用語って。
生活相談員に限らず、どの仕事だってそうですよね。
ケータイショップの店員さんの話とか、病院のお医者さんの話とか、
正直、何言ってるんだかわからないまま話が進んでいくことってよくあります。
専門職同士で会話をするときに、専門用語の知識は必須です。
知らなくちゃいけない言葉は勉強しましょう。
それと同時に、ふつうの言葉でシロウトに伝える技術を磨かないといけません。
専門用語をきちんと翻訳して相手に伝えるスキルは必要です。
仕事がこなれてくると、専門用語を使いたがる時期があります。
わたしもそうでした。
でも、難しい言葉をなんでもかんでも使えばいいってもんじゃないんですよね。
伝わって初めて意味があるのだから、わかりやすい言葉を使った方がいいです。
「中学生に伝わるくらいの表現がちょうどいい」
『2チャンネル』のひろゆきさんが言ってましたけど、ほんとこれだと思います。
変に難しい四字熟語とか、カタカナ語とか、使わないほうが伝わるんです。
例え話なんかも有効ですよね。
簡単な表現で難しいことも簡単な言葉で表現することが、専門職に求められる能力だと思います。