こんにちは。takuma(@takuma3104 )です。デイサービスとショートステイの生活相談員をしています。
実は、ちょっと前にうちのデイサービスで転倒事故があったんです。
完全にスタッフに過失があったので、わたしはその原因はなんだったか、どうしたら繰り返さないようにできるか、メンバーを集めて何度も説明を繰り返したんです。
しかし!!これがまぁ全然伝わらない伝わらない…
そのとき「何度言ってもわかってくれない」「なんでこんなことが理解できないんだ」と思って、さすがにイライラしてしまいました。
後日そのことを上司に相談したら、こんなアドバイスをもらいました。
「みんなが理解できないんじゃなくて、あなたの話が伝わってないんじゃない?」
そう。わたしは、理解されない原因を相手に求めていたことに気付いたのです。
そこで読んだのがこの本。
あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) [ 山田ズーニー ]自分の話が伝わらないのは自分に原因があるっていうことがわかる本。
同じ事を言っても、自分が言うのと他人が言うのとでは、受け取られ方が違う事がある
それは、相手が自分をどう見てるかによって変わる
つまり、自分に信頼があるかないか
話が通じるためには、日頃から相手との関わりの中で自分自身の信頼性を高めておく必要がある、か
やっぱり信頼って大事ですね
— takuma@生活相談員 (@takuma3104) February 13, 2021
この本では、「信頼」を「メディア力」という言葉で表現しています。
じゃぁその「メディア力」は、どうやったら作ることができるか?そのテクニックが余すところなく語られています。
この本からのわたしの学びとしてひとつあげるとしたら、
正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっている
グサッと刺さりました。
まさにわたしのこと。
これじゃメディア力は下がって当たり前ですね。相手に話も通じないわけです。
こんな感じで、まだまだ改善の余地のあるわたしの伝え方。
もう相手がわかってくれないなんて言い訳はせずに、伝える力を伸ばしていきたいと思いました。
ちなみにわたしは、「何か問題が起きたときにしかスタッフと話をしていなかった」という反省点に気付けたので、これからは「日頃からコンスタントに会話をする」というアクションプランを立てました。
「説明してもわかってくれない」という気持ちの裏には、「自分の言う事をわかってほしい」と自分の事を考えている自分がいた
次からは、「どうやったらわかってくれるか」と相手の事を考えてみようと思う今までは、何かあったとき一気にまとめて伝えていた
これからは、日頃から少しずつ伝えてみよう— takuma@生活相談員 (@takuma3104) February 9, 2021
あなたの話が通じない理由も、この本を読めばきっと気付けるはず。
一読の価値ありです。
takuma
生活相談員(社会福祉士・介護支援専門員)。
デイサービスとショートステイの「生活相談員」という仕事を10年以上続けています。
このサイト「生活相談員ラボ」では、「現役の強みを生かした、現場感覚のある情報発信」をコンセプトに、生活相談員をはじめたばかりの人やこれから生活相談員になる人の役に立つ記事を書いています。
詳しい自己紹介はこちら。