介護・福祉情報室

あなたの話はなぜ「通じない」のかを読んで私の話が通じない理由がわかった

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こんにちは。takuma@takuma3104 です。デイサービスとショートステイの生活相談員をしています。

実は、ちょっと前にうちのデイサービスで転倒事故があったんです。

完全にスタッフに過失があったので、わたしはその原因はなんだったか、どうしたら繰り返さないようにできるか、メンバーを集めて何度も説明を繰り返したんです。

しかし!!これがまぁ全然伝わらない伝わらない…

そのとき「何度言ってもわかってくれない」「なんでこんなことが理解できないんだ」と思って、さすがにイライラしてしまいました。

後日そのことを上司に相談したら、こんなアドバイスをもらいました。

「みんなが理解できないんじゃなくて、あなたの話が伝わってないんじゃない?」

そう。わたしは、理解されない原因を相手に求めていたことに気付いたのです。

そこで読んだのがこの本。

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) [ 山田ズーニー ]

自分の話が伝わらないのは自分に原因があるっていうことがわかる本。

この本では、「信頼」を「メディア力」という言葉で表現しています。

じゃぁその「メディア力」は、どうやったら作ることができるか?そのテクニックが余すところなく語られています。

この本からのわたしの学びとしてひとつあげるとしたら、

正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっている

グサッと刺さりました。

まさにわたしのこと。

これじゃメディア力は下がって当たり前ですね。相手に話も通じないわけです。

こんな感じで、まだまだ改善の余地のあるわたしの伝え方。

もう相手がわかってくれないなんて言い訳はせずに、伝える力を伸ばしていきたいと思いました。

ちなみにわたしは、「何か問題が起きたときにしかスタッフと話をしていなかった」という反省点に気付けたので、これからは「日頃からコンスタントに会話をする」というアクションプランを立てました。

あなたの話が通じない理由も、この本を読めばきっと気付けるはず。

一読の価値ありです。

 

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この記事を書いた人

takuma

生活相談員(社会福祉士・介護支援専門員)。

デイサービスとショートステイの「生活相談員」という仕事を10年以上続けています。

このサイト「生活相談員ラボ」では、「現役の強みを生かした、現場感覚のある情報発信」をコンセプトに、生活相談員をはじめたばかりの人やこれから生活相談員になる人の役に立つ記事を書いています。

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